1. トップ
  2. 恋愛
  3. 米ツアー通算14勝・男子プロのスイングを解説!教科書通りのアドレスとは?

米ツアー通算14勝・男子プロのスイングを解説!教科書通りのアドレスとは?

  • 2026.3.12

狙った目標を正確にとらえるアイアンのスイングは、どんなところにポイントがあるのか?世界のトッププロが集結した「ベイカレントクラシック」に出場した3選手のスイング写真から学ぼう!

非の打ちどころナシ!ザ・スタンダードスイング

米ツアー通算14勝・男子プロのスイングを解説!教科書通りのアドレスとは?
Point左足の上に左股関節が移動している(1番右の画像)

アドレス~バックスイング(左の2枚の画像)
教科書どおりのアドレスです。1点だけ特徴をあげるなら、右手のグリップがややウィークであること。これでインパクトからフォローにかけて、ローテーションに制限をかけることができます。バックスイングはほとんど体幹の動きでクラブを上げていて、右足への体重移動はあまりありません。左腕が地面と平行になるタイミングでは手首、右ヒジが少し曲がっています。

関節を少し曲げながらトップに向かうほうが、切り返しでタメが強くなりすぎない。インパクトがどうしても刺さってしまうという人にオススメの動きです。

トップ~切り返し(右の2枚の画像)
トップのポジションはコンパクトですが、体幹部分は完全に回転しています。また、右前腕と左前腕が正面から見て重なっているということは、両腕が胸の正面にあることを意味している。切り返しでは、骨盤がターゲット方向へスライド。左股関節がほぼ左足の真上にきています。軸が左に移動することでスイングの最下点はボールよりもターゲット方向へ移動するため、ダフるリスクはこの動きでかなり減らすことができています。

米ツアー通算14勝・男子プロのスイングを解説!教科書通りのアドレスとは?
Point右カカトがまだ地面についている(1番左の画像)、Pointフェースがスクエアを保っている(右から2番目の画像)

ダウンスイング~インパクト(左の2枚の画像)
シャフトが地面と平行になるタイミングで、腰が上半身よりも先に“回りすぎていない”ことがスコット選手のスイングのGOODポイントのひとつ。アマチュアの場合は「下半身先行」という言葉に引っ張られすぎて、この段階ですでにお腹がターゲット方向を向いたり、右カカトが浮いて「振り遅れ状態」を作ってしまうことがあります。スコット選手のようにクラブスピードとの調和を崩さずに振り下ろしてくることが、アイアンショットで安定した距離感を得るコツでもあります。

フォロースルー~フィニッシュ(右の2枚の画像)
ターフ跡からインパクトゾーンの長さがうかがえます。ボールを打った衝撃や芝生の抵抗があるにもかかわらず、フェースがスクエアで動き続けているということは、わずかですがフェースを閉じるトルクがかかっているものと思われます。フォローでは両腕のなかの三角形の形がきれいにキープされていて、フェース面と自身の前傾角度がほぼ同じくらいになっていますのでフェースはスクエア。シャウフェレ選手のスイングでも見られた特徴ですが、フィニッシュで両腕とクラブが体の幅に収まっているのがわかります。

神ワザPoint:肩から先のパーツがハイレベルの精度で動いている。上の写真がバックスイングで、下の写真がダウンスイングだが、形はほぼ同じ。この再現性の高さはツアーでもピカイチ。入射角やヘッドスピードをイメージどおりに再現できるので、卓越した球筋のコントロールが可能となる。

いかがでしたか? 肩から先のパーツがどう動いているか意識しましょう。

解説=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。"アッキー”の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

アダム・スコットAdamScott●1980年生まれ、オーストラリア出身。183cm、81kg。2000年にプロ転向し、米ツアー通算14勝のうちメジャー1勝。ベテランの領域に入ってきたが、直近の「AustralianPGAChampionship」でも7位(13アンダー)と健闘。その存在感を示した。

写真=田中宏幸
撮影トーナメント=ベイカレントクラシック
※選手の成績やデータは12月13日現在

元記事で読む
の記事をもっとみる