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【TAKAHIRO】『絶対に前向きになれる40の言葉』が話題!ダンサー・振付家として日米で活躍する彼が語る、影響を受けた本

  • 2026.5.4

InRed世代に読んでほしい書籍をご紹介!今回は、『絶対に前向きになれる40の言葉』(PHP研究所)を発売した、ダンサー・振付師のTAKAHIRO(上野 隆博)さん推薦の2冊です。

自身を映し出し、歳月を経て味わいを変える名著

私は学生時代、仏文学に興味を持っており、高校はフランス語演劇部で、モリエールの「偽善者」や「マノン・レスコー」を演じました。大学もフランス語学部に進学。その授業で出会った一冊が、『ラ・ロシュフコー箴言集』です。これまで触れてきたエレガントな仏文学とは一味違うような、人間臭い毒気を感じる一冊だと感じました。

作者は、事故で美を失い自分から人が離れてしまった経緯を持ちます。失意と孤独の向こう側に見つけた人間の本質を哲学する本書は、儀礼的な前置きなく、要点だけを端的に吐き出します。学生時代、本書は自分に向き合う想像性の幅を広げてくれました。

そして、もう一冊。芥川龍之介の『河童』。この作品は私の積み重ねたキャリアとともに味わいが変わった作品です。 本作に出てくる高名な芸術家の河童は、新進気鋭の若手芸術家河童に恐れを抱きます。ただやりたい事だけを突き進む若者に影響を受けることを怖がるのです。当時は、その気持ちには共感できませんでした。しかし今はその気持ちが分かるのです。 一つの作品は、時をかけて触れ合うことで、熟成する赤ワインのように味わいを深めることがあると知りました。 文=TAKAHIRO

紹介した本はこちら

『ラ・ロシュフコー箴言集』

「われわれの美徳は、ほとんどの場合、偽装した悪徳に過ぎない」ラ・ロシュフコーは、愛や友情の裏に潜む打算を鋭い断言であばく。人間の真実を追求するフランス・モラリスト文学の最高峰。

『河童・或阿呆の一生』

出産、恋愛、芸術、宗教など、自らの最も痛切な問題を珍しく饒舌に語る「河童」、自己の生涯の事件と心情を印象的に綴る「或阿呆の一生」など、最晩年、苦悩の中で紡いだ奇跡の傑作6編を収録。

今回、おすすめ書籍を教えてくれたのは…

TAKAHIRO(上野 隆博)さん

東京都出身。ダンサー・振付家として日米で活躍。ニューヨーク・アポロシアターでデビュー後、マドンナのワールドツアー専属ダンサーとしてツアーに参加。その後、日本のTV・CM・舞台などで幅広く活動。また、振付家として手がけた作品は200作を超える。


『絶対に前向きになれる40の言葉』

世界の第一線で挑戦してきたTAKAHIROさんが、これまでの人生で何度も立ち止まりながら書きためてきた「前に進むための心のメモ」を一冊に凝縮。“一歩、踏み出したいのに踏み出せない”そんなあなたに、そっと寄り添う一冊。

※InRed2026年5月号より。情報は雑誌掲載時のものになります。
※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

InRed編集部

「35歳、ヘルシーに!美しく! 」をテーマにしている雑誌『InRed(インレッド)』編集部。 “大人のお洒落カジュアル”を軸に、ファッションや美容はもちろん、ライフスタイル全般を網羅。公式ウェブサイト『InRed web』ではライフステージの変化の多い世代ならではの、健康、お金・仕事、推し活に関する情報を発信。お洒落で楽しい毎日に役に立つヒントをお届けしています。

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