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「堪える」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.3.11
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「堪える」の読み方・意味

「堪える」は「こたえる」「こらえる」「たえる」の3つの読み方があり、それぞれ異なる意味やニュアンスを持っています。

「こたえる」と読む場合は、「我慢しているけれど、厳しい」という状況を指すことが多いです。心身の奥深くまでダメージが染み渡るイメージです。

「こらえる」と読む場合は、「感情や苦痛を外に出さないように抑える、我慢し続ける」という意味で使われます。内面からこみ上げるものを、ぐっと抑え込む際によく使われる表現です。

「たえる」と読む場合は、苦痛を我慢するという意味に加えて、「価値がある」「十分に対応できる」といった能力や質に関する意味が含まれます。それを行うだけの価値や能力があることを表します。

「堪える」を使った例文

「堪える」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)連休明けのフルタイム勤務は、正直言って体に堪える

こちらは「こたえる」と読む場合の例文です。長期休暇で休んでいた体が、急な長時間の労働の負担に悲鳴を上げている状況を表しています。
「堪える」を使うことで、肉体的にも精神的にも負担が重く、辛い状況であることが伝わります。

(2)推しの卒業発表が辛くて、涙を堪えるのに必死だった

こちらは「こらえる」と読む場合の例文です。熱心に応援していた推しが卒業する悲しみから、溢れてくる涙を必死に我慢している様子を表しています。
「堪える」とあることで、内から突き上げてくる強い感情を、必死に押しとどめようとする心情が伝わりやすくなります。

(3)犯人の言い訳が身勝手すぎて、聞くに堪えない雰囲気だった

こちらは「たえる」と読む場合の例文です。捕まった犯人の自己中心的な言い訳に対して、その場にいる人々が強い不快感を抱いている様子を表しています。
「聞くに堪えない」とすることで、聞いていられないほど内容がひどく、聞く価値もないと感じている様子が伝わってきます。

Richard Drury / Getty Images

「堪える」の言い換え表現

「堪える」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)辛抱(しんぼう)

「辛抱」は、「つらいことや困難をじっと耐え忍ぶこと」を指す言葉です。

「堪える」は直面している苦痛や感情を抑え込んで我慢しているのに対して、「辛抱」は将来の成果や目的のために耐え忍んでいるというニュアンスの違いがあります。

(2)耐える(たえる)

「耐える」は、「苦しいこと、辛いこと、嫌なことをじっと我慢することを指す言葉です。

「堪える」は内から湧き上がるものをぐっと我慢するニュアンスがあるのに対して、「耐える」は物理的・精神的な「つらさ」を我慢する場合に使うことが多いです。

最後に

堪えるとは、読み方によって「苦痛を感じる」「感情を抑える」「価値がある」など、文脈に合わせて意味が変化する言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年3月11日時点の情報です。

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