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時短勤務のワーママに「私がやるからいいよ!」→「ありがたいけど」思わぬ『本音』に「ハッとした」

  • 2026.3.6

善意でしていた行動が、思わぬ形で相手を傷つけていました。同僚を「助けること」と「尊重すること」の違いに気づいた出来事です。働きやすさとは何かを、改めて考えさせられました。今回は私が営業部署で勤務していた頃の実体験をご紹介します。

善意から始まった手助け

同じ部署に、夫が単身赴任中で、当時3歳の娘を一人で育てながら時短勤務をしている、同僚の佐竹さん(仮名・30代女性)がいました。いつも時間に追われている様子で、正直かなり大変そうに見えました。

少しでも楽になればと思い、締切が近い資料作成や急ぎの対応を「私がやるよ」と声をかけて引き取ることが何度かありました。

思いがけない一言

仕事を引き取るときはいつも「ありがとう! 助かる」と言ってくれていたので、悪いことをしている感覚はありませんでした。

ところがある日、佐竹さんに真剣な表情で呼び止められ、「手伝ってくれるのはありがたいけれど、私の仕事を奪っている気がする」と言われ、強い衝撃を受けました。善意100%だった分、正直かなり戸惑いました。

本音を聞いて気づいたこと

話を聞くと、佐竹さんは「時短=戦力外のように扱われている気がしてつらかった」「ちゃんと任されて、評価されたい」と感じていたそうです。彼女にとっては、助けてもらうことよりも、一人前として扱われることの方がずっと大切だったようでした。

私の配慮は、知らないうちに彼女のプライドを削っていたのです。

配慮と尊重の違い

それ以降、自発的に仕事を引き取ることはやめ、「どこまで任せたいか」「助けが必要なときはどう声をかけてほしいか」を話し合うようになりました。結果として、佐竹さんは自信を持って仕事を進めるようになり、私自身も「良かれと思って先回りする癖」に気づくことができました。

配慮と尊重は似ているようで違う。相手の立場を思うことと、役割を奪わないことは、同時に成立させる必要があるのだと学んだ出来事でした。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2018年1月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:Rio.K
大学卒業後、保険会社で営業関係に勤務。その後は、エンタメ業界での就業を経て現在はライターとして活動。保険業界で多くの人と出会った経験、エンタメ業界で触れたユニークな経験などを起点に、現在も当時の人脈からの取材を行いながら職場での人間関係をテーマにコラムを執筆中。

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