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黒沢清監督初の時代劇『黒牢城』第三弾キャストに演劇界、映画界、歌舞伎界から実力派キャスト8名が集結!

  • 2026.3.4

本木雅弘が主演し、黒沢清が監督を務める『黒牢城』(2026年公開)から第三弾キャストの情報が到着した。

【写真を見る】『黒牢城』第二弾キャストとして発表されたユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰ら

【写真を見る】『黒牢城』第二弾キャストとして発表されたユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰ら [c]2026映画「黒牢城」製作委員会
【写真を見る】『黒牢城』第二弾キャストとして発表されたユースケ・サンタマリア、吉原光夫、坂東龍汰ら [c]2026映画「黒牢城」製作委員会

本作は第166回直木賞と第12回山田風太郎賞をダブル受賞し、「このミステリーがすごい!」第1位ほか4大ミステリー大賞(「週刊文春ミステリーベスト10」、「ミステリが読みたい!」、「2022本格ミステリ・ベスト10」)を制覇した米澤穂信の同名小説を実写化した戦国心理ミステリー。『スパイの妻』(20)、『Cloud クラウド』(24)を手がけた黒沢にとって、この作品が初の時代劇となる。

荒木村重(本木)は暴虐な織田信長のやり方に反発し、籠城作戦を決行する。城は織田軍に囲まれ孤立無援のなか、城内の血気盛んな家臣たちを抑えながら、村重は妻の千代保(吉高由里子)を心の支えに、城と人々を守ろうと苦心していた。そんなとき、城内である少年が殺される事件が発生。その後も怪事件が次々と起こる。容疑者は、密室と化した城内に居る家臣や身内の誰か。城外は敵軍。城内には裏切り者。誰もが疑心暗鬼になっていくなか、村重は牢屋に幽閉した危険な軍師、黒田官兵衛(菅田将暉)と共に謎の解決に挑む。

このたび解禁されたのは第三弾キャストの情報。村重に仕える古参の家臣、中西新八郎役に、三谷幸喜作品に多数出演し、映画やドラマ、舞台と様々なジャンルで活躍する個性派俳優、近藤芳正。同じく古参の家臣、池田和泉役に、演劇界出身の名バイプレイヤーとして大河ドラマにも数多く出演する矢柴俊博。城の警護を担う野村丹後役に、NHK連続テレビ小説「あんぱん」での好演も話題となった木原勝利。圧倒的な演技力で魅了する演劇界の実力派俳優たちが、逃げ場のない“黒牢城”内で疑心暗鬼に陥る家臣たちの焦燥を体現する。

また村重に仕える家臣で、人一倍強い責任感を持つ伊丹一郎左衛門役に、ドラマ「VIVANT」注目を集め、昨年は映画『8番出口』の“歩く男”役が一躍話題をさらった河内大和。村重の側近として、強い忠義心を持つ武将の森可兵衛役に『Chime』(24)、『散歩する侵略者』(17)、『Cloud クラウド』など、監督が全幅の信頼を置く「黒沢組」の常連俳優、吉岡睦雄。城内で起きた不可解な事件を間近で目撃する寺男役に連続テレビ小説「虎に翼」や、現在放送中の大河ドラマ「豊臣兄弟!」でも脚光を浴びている上川周作。主君の官兵衛を救うべくひたむきに城外で暗躍する栗山善助役に、Netflix映画『10DANCE』(25)、ゆりやんレトリィバァ初監督作『禍禍女』(公開中)など話題作への出演が続く前田旺志郎。さらに歌舞伎界からは、古典から新作歌舞伎まで幅広く活躍し気鋭の女方として注目される坂東新悟が参加。黒牢城を包囲し村重を追い詰める織田信長役として、一瞬の油断も許されない心理戦にさらなる緊迫感を吹き込む。

あわせて公開されたキャラクタービジュアルには、第一弾、第二弾と同様にそれぞれの思惑を秘めた鋭い眼差しが写しだされている。クセ者揃いの登場人物が繰り広げる「忠義」と「裏切り」の心理戦。スリリングな物語を劇場で楽しんでほしい。

<コメント>

●近藤芳正(中西新八郎役)

「優しさと怖さ、品のよさ。諦めない強さと迷い。負けない心と他者を認め許す懐の深さ、そして決して偉ぶらない姿勢。監督から感じたそのすべてが、この映画に息づいています。まさに監督そのものが映しだされた、人間ドラマです」

●矢柴俊博(池田和泉役)

「ふたたび黒沢組に参加出来ると知り大変光栄に思いました(光栄という言葉がふさわしいと感じます)。古典的名作に共通するクラシカルさがあり、エンタテインメントとしてのスリリングさもある。そして黒沢作品ならではの『歪み』もある。いままでにない質感の時代劇になるのではないかと胸が躍りました。この作品の圧倒的な余韻をきっとお楽しみいただけると思います。」

●木原勝利(野村丹後役)

「私に演出する黒沢監督は、あえて明確な言葉は使いませんでした。答えに導くのではなく私から出たものを活かしてくださっているのだと気づいたとき、これが憧れの黒沢組か!と胸躍りました。その黒沢監督初の時代劇にしてミステリー。楽しみなところしかありません。どうぞ劇場でお楽しみください」

●河内大和(伊丹一郎左衛門役)

「黒沢清監督作品には初参加、しかも時代劇!出演のお話をいただいたとき、あまりの嬉しさに時間が止まりました。僕の演じる一郎佐は、本木さん演じる殿の側に常に仕える役。その時間そのものが役作りとなる、俳優としてこのうえない贅沢な経験でした。現場には澄んだ黒い靄のような空気が漂い、不思議な美しさに包まれていました。その気配が、スクリーンを通して皆さまに届くことを願っています。ぜひ劇場で体感してください!」

●吉岡睦雄(森可兵衛役)

「風通しがよく穏やかでありながら、ピアノ線が張り詰められたかのような心地よい緊張感のある現場。黒沢清監督の作品に再び参加できる喜び。脚本を読んだだけでは想像もしなかったアイデアが黒沢さんの口から発せられ、阿吽の呼吸のように永田さんが美しい照明を作りだし、佐々木さんのキャメラがそれらを的確に捉えていく。痺れました。映画『黒牢城』どうぞお楽しみください」

●上川周作(寺男役)

「荒木村重という人物の動乱のなかで激しく揺れ動く心の機微に、脚本の段階から強く引きこまれました。僕が演じた寺男もまた、村重と真正面から対峙し、言葉を交わす役どころです。一歩間違えれば命を落としかねない極限状態。どうすれば自分の言葉を信じてもらえるのか、撮影現場では僕自身も息が詰まるような緊張感のなかにいました。そのヒリヒリとした空気感をぜひ劇場で体感していただけたら嬉しいです」

●前田旺志郎(栗山善助役)

「すばらしいスタッフと、すばらしい俳優部が揃ったこの作品に参加できること、本当に幸せに思います。現場はとても雰囲気がよく、和やかでありながらどこか緊張感があって、僕自身すごくいい精神状態で撮影に臨む事が出来ました。1シーンではありますが、作品にとって大切な1ピースになれたのではと願っております」

●坂東新悟(織田信長役)

「私は普段、歌舞伎の女方をしておりますので織田信長役に決まった時はとても驚いたと共に不安な気持ちがありました。しかし黒沢監督とのお話のなかで『性別は関係ないので大丈夫』とのお言葉をいただき、自分でもふっきれて楽しく撮影に臨むことができました。作品の面白さや世界観に少しでも貢献できていれば幸いです」

文/サンクレイオ翼

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