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あの人は今/初放送から15年…『製パン王キム・タック』ユン・シユンはどう変わった?

  • 2026.3.2

2010年、韓国ドラマ界最大のヒット作といえば『製パン王キム・タック』だろう。ひとりの若者が困難に打ち勝ち、成功を手にするサクセスストーリーは国民的な人気を呼び、最高視聴率50.8%を記録。主役を演じたユン・シユンは、デビュー2作目にして一躍スターの仲間入りを果たした。

あれから十数年。かつて「国民の息子」として親しまれた彼は、今、どのような変貌を遂げているのだろうか。

キャプション
キャラクターを愛し、着実に積み上げたキャリア

『キム・タック』放映終了後、ユン・シユンは「次の作品でもキャラクターに重点を置きたい。どれくらいその役を愛せるか、すでにときめいている」と語っていた。その言葉通り、彼は安住の地を求めることなく、常に新たな挑戦を続けてきた。

2022年には、KBSドラマ『ヒョンジェは美しい~ボクが結婚する理由(わけ)~』でKBS演技大賞・長編ドラマ部門の男性優秀演技賞を受賞。幅広い役柄への挑戦を通じて、大衆の支持を改めて証明した。

さらに近年では、演劇『死の賛美』で劇作家キム・ウジン役に挑み、舞台演技にも進出。表現者としての深みを増している。

徹底した自己管理とグローバルへの視線

俳優としての活動に加え、バラエティ番組で見せる素顔も話題だ。『アラフォー息子の成長日記』では、徹底した自己管理や英語学習に打ち込む日常が公開された。フィリピン留学経験を含め、継続的に学び続ける真摯な姿勢は、グローバルステージを見据えた努力の証として、多くの視聴者の共感を呼んでいる。

10kg減量で見せた“別人級”のヴィラン

ユン・シユンの進化を最も象徴するのが、2023年に配信された痛快アクションドラマ『復讐代行人2~模範タクシー~』への出演である。

第3話で中古車販売の悪質詐欺を働くヴィラン(悪役)、チャ・ビョンジン社長を演じた彼は、この役のために10kg超の減量を敢行。かつての爽やかな面影を封印し、冷酷なまなざしと鍛え上げられた肉体で登場した。その姿はまさに“別人級”であり、凄みのある演技は視聴者に強烈なインパクトを残した。

ユン・シユン(写真提供=OSEN)

「説得力があって安心感を与えるキャラクターを演じたい」とかつて語った青年は、今や冷酷な悪役から誠実な青年までを自在に演じ分ける実力派へと成長を遂げた。

作品ごとにキャラクターを本気で愛し、自らを追い込むストイックな姿勢。ユン・シユンの歩みは、スターという座に甘んじることなく、真の俳優へと脱皮し続ける挑戦の連続なのである。

文=韓ドラLIFE編集部

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