1. トップ
  2. アンドルー元王子、内部告発者を辞任に追い込んでいた? 英国王室が元王子の行為を隠蔽していた疑惑が浮上

アンドルー元王子、内部告発者を辞任に追い込んでいた? 英国王室が元王子の行為を隠蔽していた疑惑が浮上

  • 2026.3.2
アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー(Andrew Mountbatten-Windsor)、チャールズ国王(King Charles) Max Mumby/Indigo / Getty Images

先月アンドルー元王子が公務執行妨害で逮捕され、厳しい目を向けられている英国王室。アンドルーには貿易特使という立場を利用し、そこで得た情報を性犯罪者のジェフリー・エプスタインに漏洩していた容疑がかけられている。先週、新聞「デイリーメール」は、2019年の時点ですでに内部関係者がチャールズ国王に「アンドルーが王室の名を悪用している」と告発していたことを明らかにした。報道によると内部告発者は国王にメールを送付、アンドルーが黒い噂のある大富豪のデヴィッド・ローランドから資金提供を受けていること、ローランドが王室とのつながりを悪用していることを警告した。国王がアンドルーの行為を知っていながらそれを放置した可能性が浮上し、批判の声が上がっている。しかし放置していたのは国王だけではなかったもよう。エリザベス女王の側近も王室に警告していたことが注目を集めている。

エリザベス女王(Queen Elizabeth)、アンドルー・マウントバッテン=ウィンザー(Andrew Mountbatten-Windsor) Chris Jackson / Getty Images

同紙によると、その側近とはエリザベス女王の個人秘書を10年にわたって務めていたクリストファー・ガイト卿。アンドルーのビジネスが「王室に損害を与える恐れがある」と女王に忠告しようとしていた。政界の情報筋によるとガイト卿は貴族院の議員を務め、宮殿の常任侍従に任命されていた。彼は高い地位にある情報提供者から、アンドルーが政治的影響力を持つロシアの富裕層と取引をしていること、それが危険なものであることを知らされた。卿はその情報を宮殿の同僚たちに伝えようとした。

しかし情報筋によると「その問題については以前から宮殿で認識されていた。問題を提起しようと試みた人もいた。しかし女王は知りたがらなかった」。女王はアンドルーをとてもかわいがっていたと伝えられている。女王のアンドルーに対する愛を知っていた王室は女王に配慮。アンドルーの問題行動に関する情報を何年も隠蔽していたのではないかと同紙は報じている。ガイト卿の情報がきちんと女王に伝わらなかったのは、その証拠の1つになると見ている。また情報筋の証言から、女王も聞く耳を持たなかったのではないかという見方も出てきている。

クリストファー・ゲイト(Christopher Geidt) Mark Cuthbert / Getty Images

ちなみにガイト卿は2017年に辞任に追い込まれているが、その裏にはアンドルーがいたと報じられている。アンドルーが逮捕された今、王室が彼の違法行為をどこまで知っていたのか、注目が集まっている。

元記事で読む
の記事をもっとみる