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収入の大小は関係なし?「家計」赤字の人に共通する“危ない金銭感覚”とは 節約アドバイザーが教える改善のコツ

  • 2026.2.27
家計が赤字になりやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)
家計が赤字になりやすい人の特徴とは?(画像はイメージ)

「気付けば毎月家計が赤字」「収入は変わらないのにお金が残らない」という悩みを抱える家庭は少なくありません。そもそも、家計が赤字になってしまうのはなぜなのでしょうか。赤字のときに真っ先に見直すべき費用や、年間を通じて家計が赤字になりやすい人の特徴などについて、節約アドバイザーの節約主婦さくのんさんに聞きました。

未来の収入をあてにするのは危険

Q.家庭によって異なるとは思いますが、家計が赤字になる原因について、教えてください。どのようなことが原因で家計が赤字になることが多いのでしょうか。

節約主婦さくのんさん「『収入の中に支出を収める』ことが家計の大前提ですが、家計が赤字のご家庭のほとんどが、収入以上に使ってしまっています。『あれも必要、これも必要』と思い込み、優先順位をつけられないケースが多いんですね。

例えば、食費について、食べなければ命に関わりますから、ある程度かけることは必要です。しかし、『必要だから』『食べ盛りだから』と理由をつけて収入以上に食べてしまうのは考えものです。また、子どもの成長に合わせて買い替えが必要な子ども服も、どうしても新品を着せたいのであれば収入を増やすか、モヤシ料理だけにするといった極端な節約に走るしかありません。

やはり、何もかも理想通りにしたいのであれば、その分稼ぐしかないですし、それができないのであれば今できる工夫をしましょう。洋服の例でいえば、中古の服であればフリマアプリで安く手に入れることもできますよ。

また、リボ払いや分割払いをしている人も多いですね。体調を崩して働けなくなる可能性を考えれば、『たくさん稼いだときに返す』と未来の収入をあてにするのは『楽観論』だと思います。家計が赤字でもこれらに手を出していなければギリギリセーフと言えるので、ここは踏ん張って分割払いの返済ループに陥らないよう注意してください。

どうしても難しい場合は、給料が振り込まれたら全部引き出して、動かせる額を把握しましょう。そして、家賃や光熱費など、引き落とされる費目は別にして、『これしかない、これで生活する』という訓練が必要かと思います」

Q.もし家計が赤字だった場合、すぐに削るべき費用、すぐに削ってはいけない費用はありますか。

節約主婦さくのんさん「例えば、食費は削るというより、食材を工夫するなどして、いくらか節約できると思います。娯楽費についても、どこかに出掛けるとなればお金がかかりますよね。そのため、家で遊べるコトに目を向けてみましょう。お子さんがいる場合は年齢にもよると思いますが、例えば、家族そろって家で映画を観たり、トランプをしたりするなど、楽しい娯楽は意外とあります。

『削る』というとつらい、苦しいイメージがありますが、『工夫する』と考えれば、負担感も和らぐのではないでしょうか。無理なく、工夫を続けることで、黒字に転じることもあります」

Q.年間を通じて家計が赤字になりやすい人の特徴について、教えてください。

節約主婦さくのんさん「支出には、毎月発生するものだけでなく、年払いの保険料や、固定資産税、車検費用といった『特別費』があります。これらは1回の金額が大きく、月々の収入で賄おうとすると赤字の原因になりがちです。そのため、年間の特別費を書き出して、余裕がある月に備えとしてためておくと、赤字も減ってくると思います。

実は、赤字に陥りやすいのは、収入が多い、少ないを問わず、自分の現状を把握していない人です。『自分の家庭にはどれくらいの収入があり、どんなことが楽しくて、何年後にはどうなっていたいか』という目標がある人は、小さな無駄遣いもしなくなるんですね。私自身、新婚当初は月20万円程度の収入でしたが、その額を高い、低いとは思いませんでした。それよりも、収入の範囲でできることを積み重ねることで、それほど負担なく節約を続けることができました。

やはり性格ではなくて、『自分が何を持っていて、何を持っていなくて、でも今持っているもので実は十分幸せだ』と気付いている人は、節約もつらくなくなります」

* * *

赤字に気付いたら、やみくもに削るのではなく、工夫によって優先的に見直すべき費用と守るべき支出を見極めることが大切です。また、自分の家計の傾向を理解し、早めに対策することで、赤字体質からの脱却が可能になります。

オトナンサー編集部

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