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読めたらスゴいです…。「春霞」はなんと読む?→気になる正解は?【難読漢字】

  • 2026.3.11

四季の変化がはっきりしている日本には、その季節ならではの言葉があります。

例えば夏であれば、最低気温が25度以上を下回らない夜のことを「熱帯夜」と言います。また、冬の厳しい寒さを擬人化した「冬将軍」という言葉もあります。

今回は、春ならではの言葉として「春霞」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「春霞」はなんと読む?
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古代から使われる言葉

「春霞」の正しい読み方は「はるがすみ」です。読んで字のごとく、春に立ちこめる霞のことを表します。

「春霞」は古くから使われている言葉で、和歌では春の情景を表す語として多く詠まれてきました。

また、枕詞のように用いられることもあります。枕詞とは和歌の修辞法のひとつで、特定の語句の前に置かれ、語調を整えたり情景を印象づけたりする語句のことです。霞に関する語は、「立つ」などの言葉にかかる表現として和歌の中で用いられることがあります。

春に霞が立つ理由

「春霞」という言葉があることからも分かるように、春は霞みやすい季節です。

春は冬と比べて気温が上がり、地面から上空に向かって上昇気流が発生します。そのとき、地上付近にある微粒子や水蒸気などが空気中に増え、空気中に漂いやすくなります。さらに、空気中に漂う微粒子が太陽の光を散乱させるため、景色が霞んだように白っぽく見えるようになります。


参考文献:大辞林、明鏡国語辞典、全訳古語辞典


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!