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読めそうで読めない!「時鳥」はなんと読む?→気になる正解は?【難読漢字】

  • 2026.5.20

その種によって様々な鳴き声を持ち、時に私たちの耳を楽しませてくれるのが鳥です。その名はカタカナやひらがなで表記されることが多いですが、もちろん漢字での表記も存在しています。

今回はそんな中から「時鳥」という漢字をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「時鳥」はなんと読む?
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自分の巣を持たない鳥

「時鳥」の正しい読み方は「ほととぎす」です。

夏鳥として渡来するカッコウ科の鳥で、渡来する時期が田植えを始める時期と重なることから、「時を告げる鳥」ということで「時鳥」と表記されるようになったとされています。

背面は灰褐色、腹面は白色で黒い横斑があります。自ら巣を作らず、ウグイスなどの巣に托卵するのが特徴的です。高く鋭い鳴き声を持ち、よく「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク(特許許可局)」などと表現されます。

「ほととぎす」の異名

「時鳥」は古来より和歌によく詠まれ、古くから「あの世とこの世を行き来する鳥」とも考えられていました。「不如帰」「杜鵑」「子規」「卯月鳥」「早苗鳥」「文目鳥」「妹背鳥」「魂迎鳥」など、非常に多くの異名を持つことでも知られています。

その中でも特に面白いのが「郭公」です。実はこの漢字は「かっこう」とも「ほととぎす」とも読むことができます。カッコウとホトトギスは異なる鳥ですが、両鳥ともにカッコウ目カッコウ科の鳥であり、自分の巣を持たずに托卵するという点も共通しています。


参考文献:明鏡国語辞典


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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