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意外と読めない?【難読漢字】「茅花流し」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.5.21

春と夏の変わり目にやってくるのが梅雨という季節です。雨の降る日が多いと憂鬱な気持ちになりますが、実は言葉の中には、この時期だからこそ生まれたものが多くあります。

今回はそんな中から「茅花流し」をご紹介します。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「茅花流し」はなんと読む?
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夏の季語

「茅花流し」の正しい読み方は「つばなながし」です。初夏に茅(ちがや)の穂を吹き散らす南風を意味し、夏の季語として用いられます。

「茅」はイネ科の多年草で、春に白い毛のある小さい花を穂のように多数つけます。穂は「茅花」と書いて「つばな」や「ちばな」と読みます。葉は広線状で、昔はこの葉で粽(ちまき)を巻いたそうです。根茎は漢方で白茅根(はくぼうこん)と言い、消炎・利尿・浄血薬などに用いられます。

「流し」を用いた言葉

梅雨の前後に吹く湿った南風のことを「流し」と呼ぶことをご存知ですか?夏の季語であり、梅雨を指す言葉として用いられることもあります。実はこれに植物を組み合わせた言葉が「茅花流し」なのです。

この他にも、筍が生える頃に吹き渡る南風を「筍流し」、樹木の芽吹く頃に降る長雨のことを「木の芽流し」と言います。


参考文献:大辞林


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!

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