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意外と読めないかも?【難読漢字】「流鏑馬」はなんと読む?→気になる正解は?

  • 2026.3.11

馬は、古くから人間の生活と密接に関わってきた動物です。土地を耕したり、その背に荷物や人を乗せて運んだり、共に戦った時代もありました。

現在ではさまざまな技術が発達し、そうした関わり方をすることはほとんどなくなりましたが、競馬などの娯楽を通して、私たちに親しまれています。

今回ご紹介する「流鏑馬」も、そんな馬を用いた文化のひとつです。みなさんは正しく読むことができますか?

問題

「流鏑馬」はなんと読む?
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「騎射」のひとつ

「流鏑馬」の正しい読み方は「やぶさめ」です。馬に乗って走りながら弓を射る、「騎射(きしゃ)」と呼ばれる武芸の一つです。射手が馬に乗って駆けながら、鏑矢(かぶらや)などの矢で、並べられた3つの的を射ます。

「騎射」には「流鏑馬」の他にも、「笠懸(かさがけ)」「犬追物(いぬおうもの)」などがあります。

「笠懸」は、馬に乗って走りながら、約20メートル前後離れた的を射るものです。「犬追物」は、36騎の騎馬武者が3組に分かれ、放たれた犬を追いながら、矢を射る競技です。

同じ読み方をする鳥

藪雨」という漢字を目にしたことはありますか?実はこれも「やぶさめ」と読むのです。

「藪雨」は、全長約10センチメートルほどのスズメ目ウグイス科の小鳥で、日本で見られる鳥の中でも特に小さい種類のひとつです。「シシシ」と小さな声で鳴き、藪の中で暮らすため、姿を見かけることはあまりありません。俳句では夏の季語としても用いられています。

「流鏑馬」と「藪雨」はまったく異なるものですが、読み方が共通しているというのはとても面白いですよね。


参考文献: 大辞林、明鏡国語辞典、デジタル大辞泉


文(編集):そこさん
元国語科教員。一文字でたくさんの意味を持つ漢字に魅了され、大学では中国文学を専攻し、漢詩について研究。とても身近なのに、意外と深くは知らない漢字。読むだけでちょっと賢くなれる、そんな豆知識をお届けします!