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インタビュー【Pizza 4P's創業者】幸せに大切なこととは?「自分を愛してあげることが幸せへの第一歩」

  • 2026.2.26

2011年にベトナム・ホーチミンで1号店をオープンし、ベトナム全土のみならず、カンボジア、日本、インド、インドネシアと広がりを見せている人気ピザレストラン『PIZZA 4P’s』。創業者である益子陽介さん、高杉早苗さんご夫婦のこれまでの起業の歩みや、人生を生きることの意味を赤裸々に綴った初めの著書は多くの話題を集めています。今回は、長年ベトナムで暮らしてきた高杉さんに、ベトナムの魅力や幸せについて伺いました。

Profile:高杉早苗
たかすぎ さなえ 慶應義塾大学卒業後、サイバーエージェントに入社。広告代理店事業、メディア広告企画を経て、出産を機に退職。夫・益子陽介氏と「Pizza4P’s」を共同創業。起業当初は店長からスタートし、事業全体を統括。二児の母でもある。

Qベトナムに長年住んでいらっしゃいましたが、ベトナムの魅力とはどんなところですか?

「ベトナムは、日本がなくしてしまったものを持っている気がします。例えば、私は世代ではないので経験したことはありませんが、日本のバブルの頃のような経済的な成長感や勢いを感じますし、街に出ると建設ラッシュで、どんどん変化を遂げています。さらには賃金も上昇していて、いけいけどんどんといった雰囲気です。今は情報社会なので、そういう成長がありながらも、例えばサステナブルやウェルビーイングといった考え方なども浸透していて、バルブ期の日本のような勢いだけではなく、ライフバランスなどをきちんと考えながら成長しているので、とてもいいなと思います。一方で、屋台文化が色濃く残っていたり、上半身裸のおじさんが軒下で昼寝していたり、オフィスビルが立ち並ぶすぐ横で、そうした光景をいまだに見ることができるのもベトナムらしさがあっていいなと思うのです。すべてがオーガナイズされ、綺麗になってしまっている日本と対照的に、そういう混沌さが許容されているところが訪れるたびにすごく楽しいなと感じます」

Qベトナムでおすすめのスポットを教えてください。

「ホーチミンのサイゴン川沿いには素敵なレストランが多く、雰囲気がいいのでおすすめです。ホーチミンの中心部にもかかわらず、南国のようなリゾート感があり、とても気持ちがいい場所でもあります。ベトナムに旅行で訪れるなら、そんな気持ちのいい場所で昼間からビールを飲むのがおすすめ(笑)!。ホーチミンのビールで、『ビアサイゴン』というものがあるのですが、パッケージが緑の『スペシャル』というものがお気に入りです。ベトナムではビールに氷を入れて飲む習慣があるのですが、氷を入れて飲んでもドライさが感じられるのでおすすめですよ。それからベトナムはクラフトビールも豊富で、ポメロ(日本でいうザボン)やマンゴーといった南国らしい果物を使って作られているものもあったりするので、一度は飲んでみてほしいです」

Q高杉さんが一番幸せを感じる時間はどんなときですか?

「朝日を浴びること。今はインドのバンガロールに住んでいて、年間通して比較的気候のいい場所ではあるのですが、家の目の前に大きな木があって、自然を感じながら朝日を浴びる時間が幸せです。Pizza 4P'sでは、ビジョンやミッションとして平和やハピネスを掲げていますが、幸せというのは、結局自分のことを愛してあげることから始まるように思うのです。自分のことが嫌いなときは、どんどん余裕がなくなって、周りのことを考えたり、優しくなれなかったりしますよね。だからこそ、自分のことを好きでいられるように、心や環境を整えたりすることが大切だなと感じています」

Photograph=Yoshiko Kojima Text=Kaori Soma

※画像・イラスト・文章の無断転載はご遠慮ください。

この記事を書いた人

相馬香織

編集者・ライター

出版社勤務ののち、拠点をベトナムに移しフリーランスのエディターに。海外で数々の取材をこなす。インスタグラムでは旬のベトナム情報を発信。

Instagram:@_kaori.soma
 

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