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K-POP“冬の時代”を経て、実力派女優になるまで…「ソ・ヒョンジン」の意外な過去

  • 2026.2.15

最近『100曲でわかる!K-POPヒストリー 1992-2020』を読んだり、トークイベントに足を運んだりするなかで、K-POPにまつわるさまざまなエピソードに触れる機会があった。

そのなかで「実は幻ともいえる、SMエンターテイメントアイドルグループのメンバーのひとりが現在俳優として活躍している」という話を耳にし、SMエンターテインメントのファン、いわゆる“Pink Blood”であり、韓国オタクでもある筆者は俄然その人のことが気になってきていた。

調べていくとその人は「ソ・ヒョンジン」という俳優だとわかる。どのようなアイドルだったのか。そして、俳優として活動するキッカケは何だったのだろうか?とさまざまなことが気になってきた。そこで今回は、彼女についてアイドルと俳優という二つの側面から掘り下げていきたいと思う。

(写真提供=OSEN)

SMエンタのガールズグループだった!

2001年にソ・ヒョンジン、キム・ボミ、パク・ヒボン、ペ・ユミの4人組としてデビューしたのが「M.I.L.K.(ミルク)」だ。1999年にピークを迎えた韓国の「女子アイドル時代」が落ち着きを見せ、いわゆる「アイドル冬の時代」へと移行しつつあったなかでのデビューだった。

清楚なコンセプトから、韓国の元祖ガールズグループの「第2のS.E.S」といわれ、大きな注目を集めた。ファーストアルバム『With Freshness』でデビューし、『Come To Me』『Crystal』などを発表したが、純白を強調したイメージは個性の弱さとして大衆に受け取られてしまい、残念ながら多くのファンを獲得するには至らなかったそう。セカンドアルバムも準備されていたものの、メンバーの脱退で事実上の解散状態に。その際に幻となった『また巡り逢えた世界(Into the New World)』は、のちに同事務所のガールズグループである少女時代のデビュー曲として世に出ることになり、現在でも多くのK-POPファンに歌い継がれている。

2022年にはSMエンターテインメントのリマスタープロジェクトの一環として、M.I.L.Kのデビュー曲『Come To Me』のリマスター版MVがSMTOWNのYouTubeチャンネルで公開。高画質化により、楽曲の明るく爽やかな魅力が改めて注目を集めた。また同年、所属事務所MANAGEMENT SOOPの公式YouTubeチャンネルにはソ・ヒョンジンが担当したアニメ『犬夜叉』の韓国版のテーマソング『Grip』を披露し、ボーカル力を改めて世に広めた。気になった方はぜひチェックしてみてほしい。

今まで出演してきた作品たち

彼女にとって大きな転機となったのが2005年。SMエンターテインメントの提案を受け、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』で初舞台を踏んだことをきっかけに、本格的に女優の道へと舵を切る。2009年以降は俳優としての活動を本格化させ、その後の快進撃へとつながっていった。

彼女の名を広く知らしめたのは、2011年放送のMBCドラマ『チャクペ~相棒~』である。同作で初めて準主演級の役を務めた。さらに2012年には、視聴率20%を超えるヒット作『神々の晩餐―シアワセのレシピ―』に悪役として出演。その高い演技力が評価され、女優としての地位を確かなものにしていった。

①tvN『ゴハン行こうよ2』(2015)

(写真=tvN)

一人暮らしの日常とロマンス、「食」をテーマにした作品。劇中に登場する数々のグルメ料理やモクパン(食事シーン)がポイントになっている。

保険会社に勤めるク・デヨン(ユン・ドゥジュン)は、名店を紹介する人気グルメブロガー。災難が続いたことをきっかけに、幼少期を過ごした世宗へ引っ越す。そこで再会した、向かいの部屋に住む小学校時代の同級生ペク・スジをソ・ヒョンジンが演じている。グルメドラマとしてはもちろん、恋愛・友情・家族愛を軸にしてストーリーが描かれている作品だ。

②tvN『また?!オ・ヘヨン~僕が愛した未来(ジカン)~』(2016)

(写真=tvN)

ある日突然、未来が見える能力を手に入れた音響監督と「オ・ヘヨン」という同姓同名の二人の女性。些細な誤解から交錯していく三人の関係を描いたロマンス・ラブコメディだ。

主人公の「普通の」オ・ヘヨンを演じるのがソ・ヒョンジン。高校時代から同姓同名で才色兼備な同級生と常に比較されてきた女性という役柄。大人になってからも不運が重なり、自信を失った日々を送っていた。そんな彼女の前に現れたのが未来を予知できる男、SHINHWAのエリックが演じるパク・ドギョンだった。彼との出会いをきっかけに、止まっていた彼女の人生は少しずつ動き始める。

③『浪漫ドクター キム・サブ』(2016)

(写真=SBS)

変わり者ながらも卓越した技術を持つ天才外科医のもとで、野心を抱く若き医師たちが成長し、恋や葛藤に向き合っていく姿を描いた医療ドラマ。かつては血気盛んな医師だったが、5年前に恋人を亡くしたことをきっかけに失踪した医師ユン・ソジョンを演じたのが、ソ・ヒョンジン。韓国で大人気のドラマシリーズで、現在シリーズ3まで制作されている。

(文=豊田 祥子)

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