1. トップ
  2. 【2026春夏トレンドリポート】時代が求める「7つのムード」を徹底解説

【2026春夏トレンドリポート】時代が求める「7つのムード」を徹底解説

  • 2026.3.6
LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

過去と今をつなぐ変革のシーズンはサプライズに満ち、各ブランドのステートメントがより鮮やかに可視化された。まずは、ランウェイから全体のムードを読み解きたい。


【ムード1】新時代を祝福するオプティミズム

時計回りに「シャネル」、「ラバンヌ」、「ドリス ヴァン ノッテン」、「バーバリー」、「ボッテガ・ヴェネタ」、「イッセイ ミヤケ」、「ロエベ」、「ヴァレンティノ」、「マックイーン」、「ステラ マッカートニー」、「クロエ」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

ビッグメゾンの相次ぐディレクター交代が時代の転換を決定づける今季、各ブランドから聞こえてくるのは前進への喜び。エネルギーにあふれるルックの数々は、ファッションが持つ希望とクリエーションへの強い探求心を感じさせる。

【ムード2】未来を見据えて原点へ

左上から時計回りに「グッチ」、「ジル サンダー」、「バレンシアガ」、「ディオール」、「シャネル」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

およそ15のブランドが新ディレクターと共に新章へ突入。歴史に残るデビューコレクションに見る、軽やかなる原点回帰。歴史と伝統への尊敬をちりばめながら、ブランドを物語るアイコンやコードを現代の感覚で書き換えた。

CHANEL

WWD / Getty Images

先駆的だったガブリエル シャネルの精神性とクリエーションをたどりながら、すべての女性を祝福するマチュー・ブレイジー。ツイードやカメリアといったアイコンはモダナイズされ、クラフトマンシップに裏打ちされる遊び心で革命的な新章を宣言。

DIOR

Victor VIRGILE / Getty Images

「ディオール」のコードと自身の感性を融合し、メゾンにフレッシュな風を吹き込んだジョナサン・アンダーソン。ミニ丈で軽やかに解釈された“バー ジャケット”をはじめ、スタイルも、世代も性別もボーダレスに行き来する、新しいクラシックを掲げた。

BALENCIAGA

WWD / Getty Images

当時センセーションを呼んだサックドレスをはじめ、クリストバル・バレンシアガのレガシーを現代の視点で再編集したピエールパオロ・ピッチョーリ。時代を超える対話に、クラフトマンシップをアイデンティティーに置くメゾンの精神が反映されて。

GUCCI

©GUCCI

デムナが始めるグッチの物語は「グッチネス(グッチらしさ)」の追求から始まる。大胆で華やか、そしていつの時代も直感的でセクシー。ブランドに根差すイタリアンエレガンスを極め、「グッチを生きる」という人々の姿を映し出す。

JIL SANDER

Vittorio Zunino Celotto / Getty Images

シモーネ・ベロッティによるジル サンダーは、ブランド創設時のクリエーションを想起させるいさぎよいアプローチ。無駄のないデザインと完璧なシルエットに込められているのは、そぎ落とした中に生まれる豊かさ、シンプルさの中に見いだす奥行き。

【ムード3】しなやかに塗り替えるパワードレッシング

左上から時計回りに「アライア」、「ジバンシィ」、「マイケル・コース」、「ルイ・ヴィトン」、「サンローラン」、「サカイ」、「ディオール」、「クレージュ」、「バレンシアガ」、「セリーヌ」、「トム フォード」、「クロエ」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

重力から解き放たれ、デフォルメが加速するシルエット。プレイフルな色やシアー素材へ落とし込むことで、単なるエンパワーメントな装いとは一線を画すスタイルに。強さと柔らかさが共存する現代の象徴。

【ムード4】最高級のクラフトを日常に

真ん中から時計回りに「アライア」、「ロエベ」、「サンローラン」、「マックスマーラ」、「マルジェラ」、「ルイ・ヴィトン」、「ジバンシィ」、「ジョルジオ アルマーニ」、「グッチ」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

緻密な職人技を惜しみなく注いだ、オートクチュールさながらのルックがランウェイを席巻。マキシマムな装飾はもちろん、一見シンプルでありながら細部に手仕事を施した“見えないぜいたく”まで、アプローチはさまざま。

【ムード5】ベーシックの現在地

左上から時計回りに「ボッテガ・ヴェネタ」、「カルバン クライン」、「ミュグレー」、「カルヴェン」、「エルメス」、「ジル サンダー」、「シャネル」、「アン ドゥムルメステール」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

【ムード6】肌見せを装いに変えて

右上から時計回りに 「マックイーン」、「フェンディ」、「プロエンザ スクーラー」、「エトロ」、「ドリス ヴァン ノッテン」、「フェラガモ」、「シモーネ ロシャ」、「トム フォード」、「サンディー リアング」、「ジャンポール・ゴルチエ」、「ラバンヌ」、「ドルチェ&ガッバーナ」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

定番になった肌見せはアクセサリーではなく、意思を持ったアティチュードの一部として進化。直接的にも間接的にも装飾的に提案され、肌見せごと着こなす力が問われるスタイルが新出。

【ムード7】ネオ・プレッピーの兆し

左上から時計回りに「コーチ」、「トッズ」、「セリーヌ」、「ミュウミュウ」、「ラルフ ローレン」、「トリー バーチ」、「ステラ マッカートニー」、「トーガ」 LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT

親近感があるのにどこか新しい。見慣れたアイテムを着こなしでアップデートするプレッピーが新生。アメリカの風を感じさせながら、クラシックとトラッドにフェミニニティを盛り込んだバランスが新鮮。

ELLE Japon 4月号をチェック!

Hearst Owned
  • 新シーズン、開幕!
  • アウターから始まる春スタイル
  • ハリウッドで輝く女性たち
  • 「鼻」美容は、ニュースタンダード!
  • フェミニズムの現在地
  • 常連になりたい、ネオ書店
  • ファッション新時代のオートクチュール速報

and more!

元記事で読む
の記事をもっとみる