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「執拗」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.2.9
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「執拗」の読み方・意味

「執拗」は「しつよう」と読みます。

同じ行為や要求を、度を超してしつこく繰り返すこと」を指す言葉です。自分の主張や態度を簡単には曲げずに、相手に従わない様子を表します。

「執」は、もともと「捕らえる」「つかむ」という意味で、転じて「強くこだわる」「手放さない」ことを意味します。「拗」は、「ねじる」「ひねる」という動作を表し、転じて「素直でない」「ひねくれた」性格や状態を意味します。

これらの漢字が組み合わさって、「何かを掴んで離さず、容易には従わない」という状態が表現され、「執拗」という言葉が生まれました。

「執拗」を使った例文

「執拗」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)彼の執拗なアプローチに負けて交際を始めた

この例文は、彼からの熱心なアプローチに根負けして、交際を受け入れたという状況を表現しています。
「執拗」を使うことで、そのアプローチが一度や二度ではなく、気持ちが変わるまで粘り強く続けられたことが伝わります。

(2)彼女が執拗に勧誘してくるから、買う気が無くなった

この例文では、商品やサービスの加入を勧められたものの、あまりにしつこかったため、かえって購入する意欲が失われた様子が表現されています。
「執拗」とあると、その勧誘があまりにもしつこく不快なものであったことが強調され、それが原因で買う気が失せたことが伝わってきます。

(3)相手チームの執拗なディフェンスに苦しめられた

この例文は、スポーツの試合などで、相手チームの非常に粘り強い守備によって、厳しい戦いを強いられている様子を表現しています。
「執拗」とあることで、単に守りが堅いだけではなく、どこまでも食らいついてくるような精神的なプレッシャーを伴うものだったことが伝わりやすいです。

Malte Mueller / Getty Images

「執拗」の言い換え表現

「執拗」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)しつこい

「しつこい」は、おもに「うるさくつきまとうこと」または「味や色、香りなどがあっさりしていないこと」を指す言葉です。

「執拗」と同じ意味合いですが、「しつこい」は日常的かつネガティブに使われることが多いのに対して、「執拗」は「粘り強さ」として肯定的な文脈でも使われることがあるという違いがあります。

(2)固執(こしつ)

「固執」は、「自分の意見や考えなどを固く守って曲げないことを意味します。

「執拗」が相手に対する態度や行動のしつこさを指すことが多いのに対し、「固執」は自分の考えや地位などにこだわって譲らない状態を指すという違いがあります。

最後に

執拗とは同じ行為や要求を、度を超してしつこく繰り返すことを指す言葉です。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年2月9日時点の情報です。

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