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東京都のポイント付与「面倒だから」と逃した人の“大誤算”…お金のプロが「見逃してはいけません」と断言する“ワケ”

  • 2026.2.19
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出典:photoAC(画像はイメージです)

物価高が続くなか「少しでも家計の足しになるものはないか」と模索されている方は多いでしょう。

節約やポイ活を頑張るのも素晴らしいですが、その前にまず「利用できるはずの行政サービスを、知らずに逃していないか」という点を確認してみてください。

東京都の場合、2026年2月2日からスタートした「東京アプリ生活応援事業」があります。東京都にお住まいの方にとって、スルーすると実質1万1,000円損をしてしまう重要なキャンペーンが実施されているため、見逃してはいけません。

申請しないと、1ポイントも受け取れない

「東京アプリ生活応援事業」は、東京都公式の「東京アプリ」に登録し、マイナンバーカードで本人確認を行うと、1人あたり11,000円分の「東京ポイント」が付与されるキャンペーンです。

対象となるのはマイナンバーカードを持っている都内在住の15歳以上の方で、獲得したポイントは以下の決済サービスのポイントに交換できます。

  • au PAY 残高
  • dポイント
  • メルカリポイント
  • 楽天キャッシュ
  • Vポイント

    ※2026年2月時点

上記のポイントは、東京都にかぎらず日本全国の実店舗で支払いに充てられることから、実質的に1万1,000円の現金給付に近い価値があるといえます。

ただし、ご自身でアプリをインストールし、申請手続きを完了させなければ1ポイントも受け取れません。4人家族であれば4万4,000円分です。これを知らずに逃すのは、あまりにももったいないことです。

「面倒くさい」が最大の敵?申請の壁はマイナンバーの暗証番号

「1万円もらえるならすぐやろう!」と思った方は、手続きの前に手順を確認しておきましょう。

申請するには、東京都の「東京アプリ」に加えて「デジタル認証アプリ」という別のアプリとの連携が必要です。この「アプリを行き来する操作」が、スマホに不慣れな方には少しハードルが高く感じられるかもしれません。

さらに、一番の落とし穴は「マイナンバーカードの暗証番号」です。

必要になるのは、カード作成時に設定した「署名用電子証明書」などの暗証番号です。連続で誤入力してロックがかかってしまうと、住民票のある市区町村窓口で再設定やロック解除の手続きが必要になることがあります。

そのため、申請を始める前に必ず暗証番号の控えを手元に用意することをおすすめします。

将来のために東京アプリを入れておきたい理由

「たかがポイントのために、面倒なことはしたくない」そう感じる方もいるかもしれません。しかし、このアプリを入れる意義は、目先の1万1,000円だけではありません。

東京都は、今後このアプリを行政サービスのデジタル窓口として活用していく方針を示しています。具体的には、オンラインで行政手続きができるようになったり、個人宛の情報の受け取りに使えるようになったりする将来像が示されています。

つまり、今ここで設定しておかないと将来もっと大事な手続きのときに困るかもしれません。今回のポイント付与は、そのための準備ともいえます。

受け取りには期限があるので「今」やりましょう。

事業の実施期間は「2027年4月1日まで」と余裕があるように見えます。しかし、「いつでもできる」と思うと、つい忘れてしまうものです。

申し込み完了後、数日から1週間程度でポイントが付与されるので、1万1,000円を受け取りつつ将来的に便利になる行政サービスを利用する準備を整えましょう。

ぜひこの週末にでも、本キャンペーンの申請にチャレンジしてみてください。


参考:
【~2027/4/1】東京アプリ生活応援事業 実施中!(東京都公式アプリ)
生活応援事業について(東京都公式アプリ)
東京ポイントの交換先となる候補事業者の選定結果について(東京都公式アプリ)

ライター:中野こうき
名古屋市出身。岐阜大学大学院自然科学技術研究科を卒業したあと、2021年にWebライターとして独立。理系ならではの「根拠を大切にする姿勢」と、FP1級取得を通じて培ったお金の知識を組み合わせ、金融・FP分野を中心に100本以上の記事を執筆してきた。「難しいお金の話を、身近に感じてもらえる記事に」をモットーに活動中。