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エマ・ストーンが怪演! 最新作『ブゴニア』で見せたオスカー俳優の挑戦心

  • 2026.1.28
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ランティモス監督と再び! 陰謀論渦巻く衝撃作

37歳にして、すでに二度アカデミー賞を手にしているエマ・ストーンの快進撃が止まらない。アリ・アスター監督の『エディントンへようこそ』('25)の次は、ヨルゴス・ランティモス監督との5度目のコラボレーションとなる『ブゴニア』の公開が控える。

韓国のカルトSF映画として知られる『地球を守れ!』('03)を現代的にリメイクした本作で彼女は、陰謀論を説く従兄弟からエイリアンであると信じられ誘拐される、大企業の無慈悲なCEOに扮する。この監督らしい映像的なインパクトとともに、丸刈り姿も辞さないエマの強烈な姿が、不気味さと滑稽さの絶妙なブレンドをもたらす。

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「私のキャラクターは韓国版では男性でした。脚本家のウィル・トレイシーのアイデアで書き換えられたのですが、女性CEOが男ふたりに誘拐されることで緊迫感が増し、さまざまな複雑さと謎が生まれました。誰が誰を操るのか、善良で正しい考えを持っているのは誰か。もちろん女性が権力を握ることで現代性も加わりました。丸刈りにするのは楽しかったですよ。カメラの前でバリカンを持って、あっという間でした」

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』( Hearst Owned

経験したことのないチャレンジに惹かれるので、監督のまなざしを信じています

エマのキャリアが挑発的なアートフィルムのほうへ振れ始めたのは、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』('14)あたりからだろうか。もともとのコメディ俳優的な芸域の広さと、強い個性が浮き立つその顔立ちで予定調和を蹴散らし、得体の知れないキャラクターを生み出していくさまは快感だ。

「月並みだけど経験したことがないチャレンジに惹かれるのです。『ブゴニア』では初めて、観客にどう受け止められるかを気にすることなく、監督のまなざしを信じて演じました。物語が二転三転し、人物像もまた予想を覆すから」

まさに開いた口がふさがらなくなるような怪演ぶりを楽しみたい。

愛されスターの秘密

ラブコメのヒロインから、個性派のオスカー俳優へ。にじむ愛嬌と果敢な挑戦心で、メジャーとアートフィルムの垣根をしなやかに越えていく。

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エマ・ストーン(Emma Stone)

1988年、アメリカ・アリゾナ州生まれ。『ラ・ラ・ランド』('16)、『哀れなるものたち』('23)でアカデミー賞主演女優賞受賞。近年はプロデューサーとしても作品に名を連ねる。

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『ブゴニア』

大企業のCEOミシェル(エマ・ストーン)が、地球を滅ぼすために送られたエイリアンだと信じる陰謀論者の男2人組は、彼女を誘拐し監禁するが事態は思わぬ方向に。作品名は牛の腐敗した死骸から蜂が生まれるという、ギリシャ神話に由来。2026年2月13日より、全国公開。

photo ©2025 FOCUS FEATURES LLC., AFLO, GETTY IMAGES text KURIKO SATO

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