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「ドンという音がして見に行ったら…」自宅を突然襲う“凶器”に「怖すぎる」「命の危険を感じた」

  • 2026.2.14
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

全国各地で大雪が相次ぎ、2月には今季最強クラスの寒波が流れ込むなど、厳しい冷え込みが続いています。

ニュースでは大雪による交通障害などが報じられる一方、SNSでは「雪が家を壊しそう」「音がして見たら窓ガラスが割れていた」といった、身近な住まいの被害を訴える声も上がっています。なかでも注意が呼びかけられているのが、屋根の端に張り出す雪庇(せっぴ)や、軒下にできる氷柱(つらら)です。

重く成長した雪庇が崩れ落ちて大けがにつながる事案が相次いでおり、北海道では駅名看板から雪庇が落下して女性が首を負傷したほか、山形県の民家では命を落とす事故も発生しています。

「うちは雪国じゃないから大丈夫」「毎年のことだから慣れている」と思っている人ほど注意が必要です。

屋根の“張り出し雪”が命を脅かす?雪庇とは

雪庇とは、屋根に積もった雪が、強風の影響でせり出し、庇(ひさし)のように張り出した状態のことです。特に、風の強い地域や寒暖差の大きい場所では発生しやすく、知らないうちに巨大化していきます。

一見すると雪が少し盛り上がっているだけのように見えますが、内部は圧縮されて非常に重く、場合によっては数百キロに達することも。これが突然崩れ落ちると、下にある窓ガラスや車、そして人を直撃する危険があるのです。

また、雪庇と同時に成長する氷柱も油断できません。氷の塊が落下すれば、割れたガラス片が飛び散る二次被害につながる恐れもあります。

「安全な雪庇落とし」のポイント

雪庇や氷柱は、大きくなる前に適切に除去することが重要です。各自治体では、雪庇落としなどの除雪作業中の事故に警戒を強めています。

北海道深川市の公式サイトでは「雪下ろし安全10箇条」として、安全な装備(ヘルメット・ロープ等)、2人以上での作業、周囲に雪を残すことなどが記載されています。

また、岩手県西和賀町が発行する「雪国の暮らしガイドブック」では、雪庇落としなどで下から切り崩す方法や屋根に上がって雪下ろしする方法が説明されています。

作業中はヘルメットや防護具を着用し、雪庇の真下に立たないことが基本です。また、雪庇の下に窓や出入口がある場合は、事前に立ち入り禁止にし、通行人にも注意を呼びかける必要があります。

不安がある場合は、地元の除雪業者や専門サービスに依頼することも検討してください。無理をしないことが、結果的に事故を防ぐ近道になります。

「命の危険を感じる」「ここまで大きくなるとは…」SNSの声

SNSでは、迫り出すように成長した巨大な雪庇や、窓ガラスに突き刺さった氷柱の写真とともに、「ドンという音がして見に行ったら、雪庇が落ちていて家が壊れそうだった」「朝起きたら窓ガラスが割れていて驚いた」といった生々しい体験談が数多く投稿されています。

こうした投稿には、「怖すぎる」「命の危険を感じた」「もう軒下を歩けない」といった不安の声が相次いでいるほか、「雪国育ちだけど、ここまで大きくなるとは思わなかった」と、慣れているはずの人たちでさえ異変を感じている様子が伝わってきます。

雪庇や氷柱の事故は、住宅地や市街地でも起こり得る、身近な冬の危険です。今一度、自宅や周囲の建物を見上げて確認し、「まだ大丈夫」と思い込まず、早めの対策を心がけることが大切です。この冬を安全に乗り切るためにも、雪は命や暮らしに影響を及ぼす存在であることを忘れず、できる備えを進めていきましょう。


参考:
屋根からの落雪及び雪下ろしに注意(北海道深川市)
雪国の暮らしガイドブック(岩手県西和賀町)
屋根から落ちる雪や氷(つらら)による事故に十分ご注意下さい(北海道北広島市)
屋根から落ちる雪や氷による危険防止などのお願い(北海道奥尻町)


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