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「力になりたい」動物園の人気子ザルに現金を…ファンから殺到した“思わぬ問い合わせ”に異例の注意喚起

  • 2026.3.5
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

ぬいぐるみを抱きしめながら、懸命に群れの仲間へ近づこうとする子ザルの姿が、SNSで大きな反響を呼んでいます。

その愛らしさに「何か力になりたい」という声が広がる中、市川市動植物園(千葉県)の公式X(旧Twitter)が「支援活動は公認していない」と異例のお願いを発信し、あらためて注目を集めています。

ぬいぐるみを抱えた子ザル・パンチくんとは?

話題になっている子ザルは、パンチくん。2025年7月26日に市川市動植物園で生まれたニホンザルの男の子です。誕生直後から母ザルのもとを離れ、飼育員の手による人工哺育で育てられました。その過程で与えられたぬいぐるみが心の拠りどころとなり、肌身離さず持ち歩くようになりました。

その後2026年1月19日にサル山の群れへと加わったパンチくんは、ぬいぐるみを抱えたまま群れの中で居場所を見つけようと奮闘。その様子が国内外に拡散され、「力になりたい」という声が多く上がるようになりました。

動植物園の公式Xが発信した「意外なお願い」

パンチくんへの関心が国内外で高まる中、市川市動植物園の公式X(@ichikawa_zoo)は2026年2月24日、異例ともいえる注意喚起を発信し、広く注目を集めています。

その内容は、現金や物品の寄付に関する問い合わせが多数寄せられているとしたうえで、受け入れ体制については近日改めて案内するというもの。加えて、公式から案内する以外の支援活動については当園は公認しておらず、万一トラブルが生じても責任を負えないと明記し、注意を呼びかけました。

この投稿は143.3万件以上表示(2026年3月4日現在)と、大きな反響を呼びました。受け入れ体制については改めて公式から案内されるとのことです。

支援したいときに気をつけたいこと

パンチくんや動植物園を支援したいと思った際は、以下の点に注意しましょう。

  • 情報は公式アカウント・公式サイトで確認する:市川市動植物園の公式X(@ichikawa_zoo)や市川市の公式サイトに掲載されていない情報は、正式なものとは限りません。
  • 非公認の団体や個人による呼びかけには注意する:園が公認していない支援活動が様々な形で行われており、トラブルが生じても園は責任を負えないと明言しています。
  • 寄付先の正当性を確認する:寄付や物品の提供を行う際は、必ず公式から案内があった窓口を通じて行いましょう。

SNSに広がった反響と声

パンチくんの姿に感動と応援の声が寄せられる一方で、応援のあり方そのものを問い直す声も広がっています。

今回の報道を受けて、「支援したい気持ちはあるが、公式の受け入れ体制が整ってから動きたい」という慎重な意見が見られる一方で、「パンチくんや動物たちのためになる支援がしたいなら、ふるさと納税や公式窓口を通じた寄付という方法もある」という提案の声も上がっていました。

また、「怪しい業者はもちろんだが、一般人による応援も動画撮影やSNS拡散が目的になっているように感じる」という懸念の声も見られました。

公式の案内を待って、正しく応援を

パンチくんへの愛情と応援の声は、それ自体とても温かいものです。ただ、善意がトラブルにつながらないよう、寄付や支援に関しては必ず公式からの案内を待ちましょう。

市川市動植物園の公式Xや公式サイトを定期的にチェックし、正式な受け入れ体制が整った際に改めて行動することが、パンチくんと動物園を本当に支援することにつながります。


参考:
市川市動植物園(@ichikawa_zoo)公式Xアカウント 2026年2月24日投稿
市川市動植物園(@ichikawa_zoo)公式Xアカウント 2026年2月5日投稿
市川市(@ichikawa_shi)公式Xアカウント 2026年2月18日投稿
市川市動植物園(市川市動植物園)


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