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これどうやって計算するか覚えてる?「123÷0.3+41」→正しく計算できる?

  • 2026.2.16
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小学校で習う計算でも、大人になってから改めてチャレンジすると、案外難しく感じることはありませんか。

しかし、「小学生より計算できない」と落ち込む必要はありません。

長く使っていない計算方法を忘れているのはある意味で当たり前のことです。たまには、クイズ感覚で計算方法を復習すると、昔の記憶がよみがえってくるかもしれませんよ。

問題

次の計算をしなさい。
123÷0.3+41

解答

正解は、「451」です。

無事、正解できたでしょうか。

難しく感じた人は、ぜひ、次の「ポイント」をご覧ください。この問題の計算方法が分かりますよ。

ポイント

この問題のポイントは、「小数で割る割り算」です。

123÷0.3+41

整数の四則演算ができる人でも、小数の割り算が苦手な人は多いでしょう。特に123÷0.3のような、小数で割る割り算は日常生活ではほとんどお目にかからないため、計算方法を忘れていても不思議ではありません。

では、計算ルールをみてみましょう。

<小数の割り算(割る数が小数の場合)の計算ルール>
ステップ1:割る数が整数になるまで小数点を右に移動する。
ステップ2:ステップ1と同じ桁数分、割られる数の小数点も右に移動する。
ステップ3:割り算をする。

123÷0.3であれば、次のように計算します。

ステップ1:0.3の小数点を右に一桁分移動して3にする。
ステップ2:123の小数点も右に一桁分移動して1230にする(123=123.0と考えると小数点の移動がスムーズ)。
ステップ3:1230÷3=410

あとは、この答えと後半の41を足し算すれば、答えが出ます。

123÷0.3+41
=410+41
=451

【おまけ】小数点を右に移動しても答えが変わらない理由

さて、最後に「割られる数と割る数の小数点を右に移動しても、式の答えが変わらない理由(123÷0.3=1230÷3)」を考えてみましょう。

123が1230になり、0.3が3になる計算と言えば、×10です。つまりこの式の変換が表しているのは、割り算の割られる数と割る数両方に×10をしても答えが変わらないということなのです。

なぜ、そうなるのかは、割り算を分数に直すと分かります(a÷b(b≠0)という割り算は、a/bという分数に直せます)。

123÷0.3
=123/0.3

分数では、分子と分母に同じ数を掛けても大きさが変わりません。よって、次のように分子と分母に×10をしてもイコール関係は崩れないのです。

123/0.3
=(123×10)/(0.3×10)
=1230/3

1230/3=1230÷3ですから、123÷0.3=1230÷3が成り立つことが分かります。

まとめ

小数で割る割り算は、割る数を整数に直してから計算します。

整数に直すには、小数点を右に何桁か移動すればOKです。今回は、割る数が0.3だったので小数点を右に一桁分移動しましたが、0.03であれば二桁分、0.003であれば三桁分動かしましょう。

このとき、割られる数の小数点も同じ桁数だけ右に動かすことを忘れないようにしてください。割り算では「割られる数と割る数の小数点を同方向に同桁数移動」すれば、元の式と答えが変わらないからです。

小数の計算方法を思い出してきたという人は、引き続き、他の小数問題にもチャレンジしてみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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