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「天邪鬼」の正しい意味や使い方とは? 読み方や例文・言い換えも紹介

  • 2026.1.23
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「天邪鬼」の読み方・意味

「天邪鬼」は「あまのじゃく」と読みます。

人の言うことや思っていることを見抜き、わざとそれに逆らうひねくれた性格の人のこと」を指す言葉です。

この言葉の由来は諸説ありますが、日本神話の『日本書紀』『古事記』などに登場する「天探女(あまのさぐめ)」が元になったという説が有力です。

また、仏教において四天王像などに踏みつけられている鬼も天邪鬼と呼ばれますが、これは中国の水神「海若(かいじゃく)」が語源であり、この「海若」を「あまのじゃく」と当て字的に読むことができることから、日本の「天探女」の伝説と結びついたと考えられています。

語源となった神話や民話に登場する「天邪鬼」は、人の心を読んだり、ものの真似をしたりして意地悪な態度をとるものの、どこか憎めない存在として描かれることもあります。

現代では、他人の意見にまず否定から入ったり、恥ずかしさから本心とは逆の言動をとってしまったりする、素直になれない人を指します。時には、場の空気を乱す「面倒な人」「ひねくれ者」という印象を与えてしまうこともあります。

「天邪鬼」を使った例文

「天邪鬼」は、具体的にどのように使うのでしょうか。例文を見ていきましょう。

(1)彼女は天邪鬼な性格で、何かと損をしてきた

この例文は、わざと人に逆らったり、本心とは正反対の態度をとってしまったりする性格が原因で、さまざまな不利益を被ってきた様子を表現しています。
「天邪鬼」とあることで、本当はそうは思っていないのに周囲に逆らってしまう、不器用な性分のせいで何かと上手くいかないもどかしさが伝わってきます。

(2)彼に天邪鬼な態度をとってしまったことを後悔している

この例文では、好きな人や親しい人に対して、本心とは真逆の振る舞いをしてしまい、後になって深く悔やんでいる様子が表現されています。
「天邪鬼」とあると、素直になれない不器用さから、誤解を招く行動をしてしまったことが伝わります。

(3)あの有名人は、あえて天邪鬼な言動をするキャラクターとして人気がある

この例文は、ある有名な人物が、意図的に周囲の人物や常識に逆らうような発言や行動をすることで独自のキャラクターを確立し、かえって人々を引き付ける魅力となっている様子を表現しています。
「天邪鬼」とあることで、ひねくれた行動が、場面によっては憎めない個性として受け入れられる場合もあることが伝わります。

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「天邪鬼」の言い換え表現

「天邪鬼」を言い換えるとしたら、どのような表現があるのでしょうか。言い換え表現をいくつか紹介します。

(1)ひねくれ者(ひねくれもの)

「ひねくれ者」は「性質が素直でなく、ねじ曲がっている人」という意味です。

「天邪鬼」が、意地悪であることを自覚した上で相手に逆らうことを指すのに対し、「ひねくれ者」は、本来の性格が素直ではなく、無自覚に曲がった考え方をしてしまうという違いがあります。

(2)へそ曲がり(へそまがり)

「へそ曲がり」は、「わざと人に逆らうような言動をする、つむじが曲がった性質の人という意味です。

「天邪鬼」が、本心を隠すために逆らうというニュアンスを含むのに対し、「へそ曲がり」は、もともとの性格が素直でなく、ひねくれている人を指すことが多いというニュアンスの違いがあります。

最後に

天邪鬼という言葉は、人の言うことや思っていることを見抜き、わざとそれに逆らう、ひねくれた性格の人のことを指します。例文や言い換え表現などもあわせて学び、語彙力を豊かにしましょう。

※この記事は2026年1月23日時点の情報です。

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