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美容師「やってはいけない」→誤った洗い方で『髪がパサパサ』に…意外とやりがちな“NGシャンプー法”とは?【プロが解説】

  • 2026.1.24
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

「毎日トリートメントしているのにパサつく」「サロン帰りのツヤが自宅では再現できない」その悩み、実は日々の“間違ったシャンプー方法”が原因かもしれません。

シャンプーは髪ケアの基本ですが、やり方を間違えると、汚れを落とすどころか髪を傷め、頭皮環境を悪化させる要因にもなり得ます。現役美容師も「自己流の洗い方が髪質を下げている」と警鐘を鳴らしています。

今回は、プロが現場でよく目にする「髪を傷めるNG習慣」と、今日から実践できる正しい洗い方について解説します。

「良いシャンプー」を使っていても髪が傷む理由

髪は非常に繊細な構造をしており、摩擦・熱・乾燥が大敵です。

毎日のシャンプーで無意識に摩擦などの刺激を与え続けると、キューティクルが剥がれて水分が抜け、ダメージヘアが進行してしまいます。 また、頭皮は顔と繋がっている皮膚の一部。乱暴な洗浄は皮脂バランスを崩し、かゆみやフケの原因にもなります。

「高いシャンプーを使っているのに髪質が良くならない」という方は、アイテム選びよりも「洗い方」を見直す必要があるのです。

美容師が指摘! やってはいけない「4つのNG習慣」

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

以下のような洗い方をしていませんか? プロが教えるNG行動と、その改善策をチェックしてみましょう。

1. いきなりシャンプー!「予洗い」不足

髪を濡らしてすぐにシャンプーをつけていませんか? 実は髪や頭皮の汚れの7〜8割は、お湯だけの「予洗い」で落ちます。これを省くと泡立ちが悪くなり、必要以上の洗浄剤を使って髪への負担を増やしてしまいます。シャンプーをつける前に1〜2分、ぬるめのお湯(38度前後)で地肌を中心にしっかり流しましょう。

※ワックスやスプレーなどの整髪料がついている場合は、予洗いだけでは落ちにくいことがあります。その場合は少量のシャンプーで軽く洗い流してから、2回目でしっかり泡立てる「二度洗い」がおすすめです。

2. 髪同士をゴシゴシこすり合わせる

泡立てようとして髪を激しくこするのはNGです。濡れてキューティクルが開いた無防備な髪に強い摩擦が加わり、ボロボロになってしまいます。

シャンプーは「頭皮を洗うもの」と心得ましょう。指の腹で頭皮を揉み洗いし、髪自体は泡で包み込むだけで十分汚れは落ちます。

3. すすぎが雑で短い

泡が消えたらすぐ終了、は危険です。洗浄成分が頭皮に残ると、かゆみ・ニオイ・炎症などのトラブルを引き起こし、健康な髪が生えにくくなります。洗う時間以上に時間をかけ、最低でも2〜3分はすすいでください。ヌルつきがなくなるまで徹底的に流しましょう。特に耳の後ろや襟足は残りやすいので注意が必要です。

4. 爪を立ててガリガリ洗う

「洗った感」が欲しくて爪を立てると、頭皮が傷ついてバリア機能が壊れ、乾燥や炎症を招きます。

指の腹を使い、円を描くように優しくマッサージしてください。血行促進効果も期待できます。

シャンプーは「洗う」ではなく「育てる」時間

美髪のために最も大切なのは、高価なトリートメントよりも毎日の正しいシャンプーです。 以下のチェックリストを意識して、今日から髪を「育てる」ケアに変えていきましょう。

  • [ ] 予洗いは1〜2分、ぬるま湯でしっかり行う
  • [ ] 爪を立てず、指の腹で頭皮をマッサージ洗い
  • [ ] 髪同士をこすらず、泡で優しく包む
  • [ ] すすぎは時間をかけ、洗い残しゼロへ

これらを守るだけで、髪のツヤやまとまりは驚くほど変わります。将来の髪のためにも、ぜひ今夜から見直してみてください。


監修者:三村浩章(合同会社サステア CEO、ヘアメイククール 代表、滋賀県美容組合副理事長、シャンプーソムリエ)

シャンプーソムリエの資格を持つ現役美容師。
今までに向き合ったお客様の数延べ12万人以上。
高校卒業後、神戸のサロンに勤務。その後滋賀県彦根市にCOURを出店。
ヘアショー、各種セミナー、神コレのヘアメイク、雑誌のヘアメイク、メーカーのプロダクトの企画テストなどをこなす。
またシャンプーオタクが作った「サステア」をECサイトにて販売中