1. トップ
  2. 冬の暖房『エアコン』と『灯油ストーブ』どちらが安い?→お金のプロが明かす、「意外な答え」とは?

冬の暖房『エアコン』と『灯油ストーブ』どちらが安い?→お金のプロが明かす、「意外な答え」とは?

  • 2026.1.23
undefined
出典元:photoAC(※画像はイメージです)

冬の寒さが厳しくなると、頭を悩ませるのが「暖房費」の問題です。「エアコンと灯油ストーブ、結局どっちがお得なの?」 これは多くの人が抱く疑問でしょう。実は、最近のエネルギー事情や機器の性能向上により、お金のプロが導き出す答えは意外なものになっています。 今回は、使い方や環境で大きく変わる暖房費の真実と、賢い使い分けについて徹底比較します。

暖房費を左右するのは「単価」だけじゃない

エアコンと灯油ストーブは、暖め方の仕組みが全く異なります。

エアコンは電気で空気を暖めて循環させるのに対し、ストーブは灯油を燃焼させて熱を発します。一見、燃料単価が安い灯油の方が経済的に見えますが、コスト比較において重要なのは「暖房効率」と「使用環境」です。

エアコンは部屋全体を均一に暖めるのが得意ですが、ストーブは熱源周辺から暖めるため、部屋の形状や広さによっては熱が効率よく広がらないことがあるのです。

実際のコスト比較と、賢い使い分け

undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

公的なエネルギー消費データ等を踏まえると、「エアコンの方が灯油ストーブより割高」とは一概に言えなくなっています。 特に近年のエアコンは省エネ性能(COP)が非常に高く、少ない電力で効率よく熱を作れるため、気密性の高い部屋で長時間使うならエアコンの方が安く済むケースが増えています。

一方、灯油ストーブは灯油価格の変動(冬場の高騰など)にコストが左右されやすく、定期的な換気による熱ロスも発生します。ただし、寒冷地などエアコンの効きが悪い環境や、短時間で足元だけを暖めたい場合には、灯油ストーブの方が効率的なこともあります。

  • 長時間、部屋全体を暖めるなら:エアコン
  • 短時間、スポット的に暖めるなら:灯油ストーブ

このように、特性に合わせて使い分けることがコスパ向上の鍵です。

undefined
出典:マネーシップス 石坂貴史

お財布にやさしい暖房選びのヒント

最後に、暖房費を節約しつつ快適に過ごすためのポイントをまとめました。

単に「どっちが安いか」だけで選ぶのではなく、ライフスタイルに合わせた工夫が大切です。

  • こまめな温度調整とタイマー活用で無駄をカット
  • 窓の断熱対策で、暖まった空気を逃がさない
  • 古い機種は、高効率な最新モデルへの買い替えも検討
  • 灯油は価格変動を見極めて購入する
  • 極寒日は両方を併用し、部屋が暖まったらエアコンに切り替える

これらを意識することで、暖房費の負担は確実に減らせます。 冬の暖房は「安い・高い」の二択ではなく、環境や目的に応じたトータルコーディネートが、節約と快適さの両立につながります。

ぜひ今年の冬は、暖房スタイルを見直してみてください。

undefined
出典:マネーシップス 石坂貴史

出典:経済産業省 資源エネルギー庁|エネルギー消費統計 https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/energy_consumption/index.html


監修者:石坂貴史

undefined

証券会社IFA、2級FP技能士、AFP、マネーシップス運営代表者。累計1,100件以上のご相談、金融関連の記事制作、校正・監修を手掛けています。「金融・経済、不動産、保険、相続、税制、教育」の6つのFP分野が専門。お金の運用やライフプランの相談において、ポートフォリオ理論と行動経済学を基盤にサポートいたします。【運営サイト】https://moneyships.biz/