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「消化不良を起こす原因に」食のプロが指摘。実は『蕎麦』と相性の悪い食べ物があった…“避けるべき食材”とは?

  • 2026.1.23
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

日本人にとって馴染み深く、ヘルシーな食事の代表格である「お蕎麦」。

しかし、そんな優等生なお蕎麦にも、実は「食べ合わせが悪い食材」が存在することをご存知でしょうか?

今回は、管理栄養士の視点から、意外と知られていない「蕎麦と相性の悪い食材」について解説します。

まずは知っておきたい、蕎麦のすごい栄養素

本題に入る前に、蕎麦がなぜ体に良いと言われるのか、その栄養価をおさらいしましょう。

最大の注目成分は、ポリフェノールの一種である『ルチン』です。

ルチンは蕎麦特有の成分で、血管を強くして血圧を安定させたり、動脈硬化を予防したりする働きがあります。また、強い抗酸化作用を持つため、体のサビ(活性酸素)を防ぎ、老化防止や生活習慣病対策にも効果的です。

さらに、蕎麦は「良質なたんぱく質」の宝庫。体を作る必須アミノ酸がバランスよく含まれており、消化吸収も良いため、ダイエット中の栄養補給にも最適です。その他にも、腸を整える食物繊維や、現代人に不足しがちなマグネシウム・亜鉛・鉄などのミネラルも豊富に含まれています。

蕎麦と相性がよくない食材は?

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出典:photoAC(※画像はイメージです)

 

栄養満点な蕎麦ですが、実は相性が良くないと言われているのが、なんと『ナス』です。

理由は、ナスに含まれる「アク」の成分にあります。この成分には、鉄分の吸収を妨げる性質があると言われています。せっかく蕎麦に含まれる「鉄分」や「ルチン」を摂取しても、ナスを一緒に沢山食べてしまうと、その吸収効率が下がってしまう可能性があるのです。

また、ナスといえば「天ぷら」が美味しいですが、油を吸ったナスは脂質が高くなりがち。冷たい蕎麦で冷えた胃腸に、油っこいものが大量に入ると、消化不良を起こす原因にもなりかねません。

とはいえ、「蕎麦とナスを絶対に一緒に食べてはいけない」というわけではありません。

「鉄分をしっかり補給したい」という日はナスの摂取を控えたり、別の食事で摂るようにするなど、目的によって調整するのが賢い方法です。 また、調理法を工夫するのもおすすめ。ナスを「茹でる」「蒸す」といった調理法にすれば、アクが抜けて鉄分の吸収阻害が和らぎますし、油を使わないので胃腸への負担も減らせます。

知識をプラスして、食卓をもっと豊かに

「蕎麦とナスは相性が悪い」と言われる背景には、栄養の吸収効率や消化への影響がありました。

これは禁止事項ではなく、「こうすればもっと効率よく栄養が摂れる」というヒントです。 食材の特徴や組み合わせを知っておくことで、いつもの食事がより体に優しいものに変わります。

ぜひ次回の食事から、少しだけ意識してみてくださいね。


監修者:陽南(はるな)管理栄養士×ヨガインストラクター

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女子栄養大学卒業。3人兄弟の母。
オンラインを中心にママ向けヨガインストラクターとして、「自分の時間も大切にしていい」と思える心と体づくりをサポート。
埼玉を拠点に、地域のママたちが集えるコミュニティで、親子ヨガやリラックスヨガを通し、ママが素の自分でいられる居場所づくりを大切にしています。
ヨガスクール「ママニティカレッジ」認定講師としても活動中。
https://lit.link/haruna00yoga