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復活に期待!日本人選手、2025年に市場価値が最も落ち込んだ5人

  • 2025.12.31

2025年も残りわずか。

世界的選手査定サイト『Transfermarkt』による市場価値がこの1年間で最も下がった日本人はこうなった。

5位 古橋亨梧

画像1: (C)Getty Images

30歳FW、イングランド2部バーミンガム所属

現市場価値:600万ユーロ(約11.0億円)
2025年1月1日市場価値:1400万ユーロ(約25.8億円)
下落額:800万ユーロ(約14.7億円)

2021年から2025年1月まで所属したスコットランドの強豪セルティックでは、165試合で85ゴールを叩き出し、レジェンド級の助っ人FWとして大活躍を見せた。ただ、その後は苦しんでいる。

フランス1部レンヌでは6試合0ゴールに終わると、今シーズンから所属するバーミンガムでもリーグ戦での得点がなく控えに転落。日本代表でも2022年大会で落選を味わうなど厳しい状況にある。一撃必殺の得点力は間違いないだけに、何かが嚙み合えば、ゴールを量産できそうだが…。

4位 久保建英

画像2: (C)Getty Images

24歳MF、スペイン1部レアル・ソシエダ所属

現市場価値:3000万ユーロ(約55.2億円)
2025年1月1日市場価値:4000万ユーロ(約73.6億円)
下落額:1000万ユーロ(約18.4億円)

日本の天才として期待されてきたレフティも20代中盤になった。所属するソシエダは昨シーズン11位に低迷すると、今シーズンも前半戦16位と低迷。久保もチーム同様に調子を落としている。

2023年末には6000万ユーロ(約110億円)に設定された市場価値も半減したが、今後の活躍次第でV字回復は十二分に期待できるはずだ。

3位 伊藤洋輝

画像3: (C)Getty Images

26歳DF、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘン所属

現市場価値:1800万ユーロ(約33.1億円)
2025年1月1日市場価値:3000万ユーロ(約55.2億円)
下落額:1200万ユーロ(約22.1億円)

188cmの長身で、日本人離れしたスケール感を持つレフティDF。センターバックと左サイドバックでプレー可能で、強烈な左足も武器。

2024年夏に2350万ユーロ(約43.3億円)ほどの移籍金で強豪バイエルンに引き抜かれるも、3度の中足骨骨折で長期離脱を強いられることに。今年11月に復帰を果たしており、ふたたび活躍を見せれば、市場価値も再浮上するはず。

2位 三笘薫

画像4: (C)Getty Images

28歳FW、英プレミアリーグ・ブライトン所属

現市場価値:3000万ユーロ(約55.2億円)
2025年1月1日市場価値:4500万ユーロ(約82.8億円)
下落額:1500万ユーロ(約27.6億円)

筑波大学を経て、世界最高峰の舞台で活躍するようになったウィンガー。昨シーズンはプレミアリーグで10ゴールと活躍し、同リーグの日本人得点記録も塗り替えた。

今夏はビッグクラブへの移籍が噂されたものの、ブライトンに残留。9月末から足首の怪我で離脱が続いていたが、12月にピッチに戻ってきた。来年のワールドカップに向けて、ここから大暴れを見せてほしい。

1位 冨安健洋

画像5: (C)Getty Images

27歳DF、オランダ1部アヤックス所属

現市場価値:1200万ユーロ(約22億円)
2025年1月1日市場価値:3200万ユーロ(約58.7億円)
下落額:2000万ユーロ(約36.7億円)

近年の日本サッカー史上最高レベルのポテンシャルを持つ選手だが、近年は怪我に苦しんでいる。伊藤同様に188cmの長身で、センターバックと両サイドバックをこなせるユーティリティ性を持つ。

19歳で代表デビューを果たすと、世界的強豪アーセナルでも活躍。ただ、ひざの故障により、昨年10月以降から長期離脱が続いている。

今夏にアーセナルとの契約を解除すると、無所属期間を経て、12月にオランダの名門アヤックスと契約。ワールドカップまでの復調に期待したい。

筆者:井上大輔(編集部)

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