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【DxS初の日本単独公演レポ】『DxS [SERENADE] ON STAGE - JAPAN』に酔いしれた夜

  • 2026.5.10

SEVENTEENのメインボーカルDK(ドギョム)とSEUNGKWAN(スングァン)のスペシャルユニット「DxS」初の日本単独公演『DxS SERENADE ON STAGE-JAPAN』が千葉・幕張メッセ国際展示場で4月29日、30日の二日間に渡り開催された。初日の29日に参戦。この日のドレスコードはWHITEということで、思い思いの白をまとったCARAT(SEVENTEENのファンネーム)たちであふれ、とても華やかだった。
韓国仁川を皮切りに、アジア全5都市をまわる今回のツアー。いつものクールなダンスパフォーマンスはなし、ボーカリストとして歌のみで魅せる。見慣れたパワフルな姿とは異なるしっとりと大人なライブの様子をお届けします。

大歓声の中、アルバム『SERENADE』のタイトル曲で開幕

写真左から:DK、SEUNGKWAN
(P)&(C) PLEDIS Entertainment

アルバム、そして公演のタイトルでもある『SERENADE(小夜曲)』は“夜に歌う愛のうた”を意味する。会場は一面霞がかった蒼色。そこから夜明けに朝陽が少し差し込んできたようなオレンジに一瞬かわり、大きな歓声とともに期待が高まる。
アルバム『SERENADE』のタイトル曲『Blue』から開幕。『Blue』の静かで奥行きのある世界観を表したようなゆらめくセット、そこにひらひらと舞う二匹の蝶がとても幻想的だった。感情のこもった切なくも美しい歌声に生バンド、生ストリングスが加わり、ふたりの世界に一気に引き込まれる。
その後『Silence』『Habit』と切ないバラードが続く。特に『Habit』はSEVENTEENが2017年にリリースした曲で、初期の名曲が聴けることに感涙。韓国語のタイトルでは“口癖”を意味し、別れた恋人の名を口癖のように呼んでいた当時に思いを馳せる曲で、ふたりの掛け合いが素晴らしく目が離せなかった。

最初のMC

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

そして最初のMCへ。挨拶にはじまり、「本当にたくさんの方が来てくださいましたね。ON STAGEという名で多様なステージをお見せします」とDK。「緊張しますねー。でも多くのCARATの方が見え、幸せになりました」と話したSEUNGKWAN。ドレスコードが白だったこともあり、暗い客席でもステージからよくCARATたちの姿が見えたそう。「ウエディングドレスを着て来た人はいませんよね?」という冗談も飛び出しながら、「天使みたいです♡」と嬉しそうだった。

聞かせます!ソロパート

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

今度は一転して赤く情熱的な世界へ。人気曲『Guilty Pleasure』から『Good to Me』『Ready to love』とグルーヴィーで大人な雰囲気に会場がどんどん熱を帯びていく。その後のソロパートはSEUNGKWANの情感たっぷりの『Dandelion』『Dream Serenade』から。「日本のみなさんが一節一節集中して聞いてくださるのがわかります。僕の歌がみなさんの癒しになっていたら嬉しいです」と笑う。ピアノとストリングスメインの伴奏にのせた繊細なヴォーカルに心を揺さぶられる。
DKはうってかわって爽やかで疾走感のある『Go!』『Rockstar』を披露。ステージを縦横無尽に走りながらパワフルな歌声で盛り上げた。『Go!』では事前にコーラス部分の練習をし、曲が始まってからの大合唱はDKのハイトーンボイスと合わさり、見事で鳥肌ものだった。『Rockstar』ではたくましい二の腕を露わにエレキギターを弾く場面も。それぞれの個性や魅力が存分に発揮されていた。

MVのセルフパロディに絶叫の嵐

満を持して、巷で話題の『Blue』MVのシネマVer.をセルフパロディした映像が流れ、会場が爆笑と絶叫と大歓声が交互に起こる事態に。DKとSEUNGKWANが別れに向かう恋人同士を演じているのだが、DKは優しそうな笑顔に反し次第になんでも独り占めして暴飲暴食を繰り返す彼氏の役、SEUNGKWANはそれに思い悩み振り回される彼女の役を熱演。途中メンバーのMINGYUが、日々悩む彼女が心惹かれる男性として登場、CARATも同様にときめいていた。なかでもSEUNGKWAN扮する彼女が歴代の女装男子の中でも表情や仕草がピカイチにナチュラルで可愛くて、バックハグなどのラブシーン(?)では妙なリアルさがあって悶絶。またDKとSEUNGKWANの寮での有名なケンカ“グレーのタオル事件”の再現も入っていて、最高のラストシーンが爆誕。劇中DKがSEUNGKWANの顔に投げつけるタオルにはケンカの煽り文句、「投げてみな。投げたらどうなるか見てみろ」の刺繍入り。しかもそれがツアーグッズとして販売されており、どこまでも洒落がきいている。バラエティセンスもピカイチのSEVENTEEN、さすがです……!

カバー曲もまた良き

また今回の公演の特徴といえば、ふたりのさまざまなカバー曲が聴けた点だ。
「こういう機会はなかなかないです」と語っていたように、DxSの公演だからこそできた貴重な機会だったように思う。
Lady Gaga&Bruno Marsの『Die With A Smile』のユニットカバーは時折スキンシップを交え、お互いを見つめ合いながらのハーモニーが圧巻だったし、「MUSIC TALK SHOW」というコーナーではさまざまな名曲をアカペラで披露してくれた。
SEUNGKWANは憧れの先輩IUにいいね!された『Love Poem』『それがあなたの幸せとしても』、などを、DKは優里の『ペテルギウス』やファンから熱望されたBack numberの『ヒロイン』などを歌い、歌をこよなく愛すアーティストとしての熱量や表現の幅を感じることができた。

白熱のSEVENTEENメドレー

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

さらに終盤、SEVENTEENのスペシャルメドレーへ突入すると会場のボルテージが最高潮へ。『Same dream , same mind , same night』『Dust』『Imperfect love』『Cheers to youth』の流れが見事で、みな笑顔で愛に包まれている感じだった。『Imperfect love』の時にモニターに大きく映し出された韓国語のタイトル「毎日君だから幸せなんだ」をステージからも客席からも体現していた。未発表曲の『Drained』も披露され、ポップなアニメーションの映像がとびきり可愛いかった新曲の『Feel Me』でさらに一体となったところで本編は惜しまれつつ幕を閉じた。

 

そしてアンコール(感涙)

(P)&(C) PLEDIS Entertainment

それから怒涛のアンコールへ。始まる前には『Blue』のカラオケ映像が映し出され、大合唱してふたりを迎える粋な演出も。2時間半の予定が3時間半近くなった公演のアンコールは想像を遥かに超える凄さだった。『Prelude of love』に始まりまさかの10曲越え……!ただしふたりのサービス精神とパワーであっという間だった。トロッコも出動し、後席のCARATも大喜びでお祭り騒ぎに。SEVENTEEN名物「無限アジュナイス(意味はVERY NICE)」はこの日も健在で、曲が終わりかけては「アジュナイス!」の掛け声でまた始まるというループが繰り返された。途中まで数を数えていたが、曲に合わせて飛び跳ねているうち楽しすぎて後半わからなくなってしまった。次の日も公演なのにこんなにも全力のパフォーマンスを見せてもらえて、みんな汗だくで幸せそうで、ただただ感動。チンチャアジュナイス……!!余韻と記憶に残る夜になった。

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