ドイツの春の料理といえばシュパーゲル！旅人・低橋さんが楽しむ旬の食材とローカルフード【世界思い出旅ごはんおかわり】

世界中を旅しては、その土地の喧騒を聞きながら現地の人に混じってローカルフードを食べ歩く著者・低橋さんが、庶民派食堂に屋台飯、売店の軽食から自炊まで、マニアックな旅ごはんを旅の情景とともに紹介してくれます。

今回は春のドイツで出会った思い出旅ごはんです。

【DATA】
国名：ドイツ連邦共和国
面積：約35万7000km²
人口：約8482万人（2023年）
首都：ベルリン
言語：ドイツ語

ドイツの春の味覚といえば真っ白なシュパーゲル（アスパラガス）。

毎年4月頃になると市場やスーパーにはシュパーゲルの山ができるそう。欧州の他の国でも人気。

ドイツの各町には「◯◯プラッツ」という名の広場があり、午前中や週末などにマルクト（市場）が開かれているようでした。

青空の下に並ぶ野菜や果物はいっそう鮮やかで、日本ではあまり見ない量り売りにもワクワクしてしまいます。

私はドイツ滞在が長かったので沢山通えたはずですが、当時は朝に弱く言葉も不安で、買い物は主にスーパーで済ませていました。

少々もったいない気もしつつ、外国のスーパーは楽しいのでそれはそれで良い思い出です。

春～初夏頃が旬。チョウセンアザミのつぼみで、ふんわりした甘みと風味の食べやすいお味だった記憶。

冬季が旬。味はキャベツに少し苦みを足した感じ。

夏頃が旬。日本の桃より小さめで、ペショッと平たい形が可愛らしい。

割と年中見かけ、大容量のお安いのをしょっちゅう買っていた。

スーパーで見かけた顔馴染み。君はこっちでもSHIITAKEなんだねぇとホッコリした。

漫画・エッセイ・写真／低橋愛知県出身。旅が好きで、旅費を貯めては中〜長期の旅に出る。旅先は主に海外で、陸路や航路で少しずつ目的地に近づいていく鈍足旅を好む。

ドイツの春の料理といえばシュパーゲル！旅人・低橋さんが楽しむ旬の食材とローカルフード【世界思い出旅ごはん おかわり】