必要な材料はたった4つ。エディターが毎朝飲んでいるハーブティーのレシピとその健康効果

2025.12.21

毎朝1杯のハーブティーで体が軽くなったと実感

いい習慣は心身の健康を向上させると専門家たちは口を揃えるが、特に朝のそれはその日1日を大きく左右するものだ。

1日をスタートさせるのに理想的な飲み物については、実にさまざまな選択肢がある。コーヒーの代わりに、レモンウォーターやグリーンジュース、プロテインシェイクを飲んでいる人もいるだろう。自分に合ったものを取り入れるのがベストだが、私がもうひとつのアイデアとして提案したいのが、シナモン、緑茶、生姜、ターメリックで作るハーブティーだ。

私がこのハーブティーを取り入れたのは約5年前で、栄養士の勧めによるものだったが、以来私の体は変わったと言っても決して大げさではない。体が軽くなっただけでなく、朝食後の満腹感が持続し、エネルギーが増したのだ。また、消化機能の改善にも役立っており、これを飲まない日はその効果の大きさを感じるほど。

シナモン、緑茶、生姜、ターメリックの4つの材料はそれぞれ抗炎症作用や抗酸化作用で知られる。しかし、すべて組み合わせることでその効果が増し、消化機能の改善や炎症の抑制など、さらに多くのメリットが期待できる。

まず、シナモンと緑茶には血糖値を調整する働きがあり、特に後者は代謝を促進したり、身体能力を向上させる効果も。一方、生姜はむかつきを和らげてくれるほか、免疫システムを強化し、空腹時に摂取すると血糖値の低下をサポート。生姜の仲間であるターメリックは、少量の食物繊維、タンパク質、ビタミンC、E、K、さらにカルシウム、銅、鉄、マグネシウム、カリウム、亜鉛などのミネラルを提供してくれる。

レシピはシンプルで、必要な分量に合わせて調整可能だ。私は日曜の夜に、約1週間分となるピッチャー1杯分を作り置きするのがお決まり。これを毎朝カップに注ぎ、30秒間ほど電子レンジで温めてから飲むようにしている。

定期的な運動、瞑想、毎晩7時間以上の睡眠、バランスの取れた食事といった健康的な習慣と組み合わせることで、このレシピは私の朝のエネルギーを高め、頭をクリアにするのに役立っている。もちろん、新しいルーティーンを始める前や食事内容を変える前には、専門家に相談することを忘れずに。特に持病がある場合や、妊娠中、薬や抗凝固剤を服用中の人は注意が必要だ。

抗炎症ハーブティーのレシピ

材料

水 1リットル
シナモンスティック 1本（または粉末シナモン大さじ½）
緑茶のティーバッグ 2袋（または茶葉大さじ2杯分）
生姜（生） 3～4枚
ターメリックパウダー大さじ1/2
お好みで甘味料（はちみつ、アガベシロップなど）

作り方

すべての材料を鍋に入れ、沸騰させる
香りが立ってきたら、火を止める
ストレーナーで濾してガラスのピッチャーに注ぐ
飲む前に30秒間ほど温めればOK

Text: María Diez Adaptation: Motoko Fujita

From VOGUE.MX

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