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「ナメてる人が多すぎる」高速で、たった2日で3,000台が“門前払い”の異常事態…NEXCO西日本が公表した『恐怖のデータ』

  • 2026.1.17
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出典元:PIXTA(画像はイメージです)

本格的な冬を迎え、各地で降雪が続く中、NEXCO西日本が衝撃的なデータを発表しました。

冬用タイヤ規制を実施した高速道路で、わずか2日間のタイヤチェックにより約3,000台ものノーマルタイヤの車両が利用を断られていたのです。なぜこれほど多くの車両が規制に引っかかったのでしょうか。

わずか2日で約3,000台が入場拒否に

NEXCO西日本は2026年1月14日、広島県内の高速道路でのタイヤチェック実施結果を公表しました。対象となったのはE2広島岩国道路とE2山陽自動車道で、1月11日(日)から12日(月・祝)にかけて、広島県警と連携してタイヤの装着状況を確認したといいます。

その結果、約3,000台ものノーマルタイヤ車に対して高速道路の利用を断ったとのこと。これは冬用タイヤ規制中の出来事で、背景には1月2日に同エリアでスタックや大規模な車両滞留が発生した事態がありました。

「冬用タイヤ規制」は法令で定められたルール

「冬用タイヤ規制」とは、路面の積雪や凍結時に実施される交通規制のこと。この規制中は、スタッドレスタイヤなどの冬用タイヤか、チェーンを装着していなければ走行できません。

注意が必要なのは、これが単なるマナーではなく、法令で定められたルールだという点です。沖縄県を除く日本全国の都道府県で、積雪・凍結路面での滑り止め措置は義務化されています。ノーマルタイヤで雪道を走ることは違反行為であり、取り締まりの対象となります。

違反した場合、以下の反則金が科せられます。

  • 普通自動車:6,000円
  • 大型自動車等:7,000円

さらに、反則金制度に従わない場合などは、刑事罰として「5万円以下の罰金」が科される可能性もあります。法令順守と安全確保のために、適切な装備で走行しましょう。

たった1台の立ち往生が命に関わる事態に

NEXCO西日本は今回の発表で、「わずか1台の立ち往生が、長時間の車両滞留を引き起こし、厳しい寒さによって多くの方の命に関わる事態に発展する可能性がある」と警鐘を鳴らしています。

特に、ノーマルタイヤ車による積雪・凍結道路の走行は、スタックや大規模な車両滞留を引き起こす恐れがあり「大変危険」と強調。冬用タイヤ規制区間を利用する際は、最新の気象情報や道路情報を確認し、必ず冬用タイヤまたはチェーンを装着するよう呼びかけています。

また、冬用タイヤを装着していても、大雪特別警報や緊急発表が行われるような異例の大雪時には、チェーンの装着が必須となる「チェーン規制」が実施されることもあります。万が一に備えて、冬用タイヤ装着車でもチェーンを携行することが推奨されています。

SNS上ではさまざまな声が

この発表を受けて、SNS上ではさまざまな意見が見られました。

「冬タイヤは当然のルールなのに守らない人が多すぎる」「冬タイヤ規制のお知らせが何度も出ているのに3,000台とは驚き!」「冬道をナメてる人が多すぎる。迷惑」といった批判的な声や、「スタッドレスでも大雪時は危ないからチェーン必須というのは理解が広まってほしい」という啓発を求める意見など、多角的な議論が交わされています。

中には「罰則をもっと厳しくすべき」「全国各地でやってほしい」という意見も見られました。

冬道は「備え」が命を守る

今回のタイヤチェックで約3,000台が入場を断られたという事実は、冬用タイヤへの認識がまだ十分に浸透していないことを示しています。ノーマルタイヤでの走行は法令違反であるだけでなく、自分だけでなく他の利用者の命を危険にさらす行為です。

冬の高速道路を利用する際は、必ず冬用タイヤを装着し、チェーンを携行すること。そして出発前には必ず最新の気象情報と道路情報を確認することが重要です。「自分は大丈夫」という過信が、取り返しのつかない事態を招くかもしれません。


参考:
E2 広島岩国道路 E2 山陽自動車道 冬用タイヤ規制時におけるタイヤチェックの実施結果について(NEXCO西日本)
冬用タイヤ(NEXCO西日本)
なくそう、雪道の立ち往生(国土交通省)