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「盲点だった」積雪はないのに…登山中の男性が転倒→埼玉県警が注意喚起した“意外な要因”

  • 2026.3.9
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出典元:photoAC(画像はイメージです)

2026年2月22日、埼玉県・両神山で40代の男性が下山中に転倒する事故がありました。男性はチェーンスパイクを装着したまま、積雪や凍結のない岩場を歩いていたところ、足を滑らせて転倒したそうです。

埼玉県警察本部地域部地域総務課の公式X(旧Twitter)アカウントが、この事故を受けて注意喚起を投稿。「登山道の状況に合わせてこまめな脱着を」と呼びかけています。チェーンスパイクは着脱が手軽な便利な装備ですが、使用する場面を誤ると思わぬ転倒につながることがあります。

埼玉県警が呼びかける「こまめな脱着」

埼玉県警察本部地域部地域総務課の公式アカウントによると、2026年2月22日に両神山で40代男性が下山中、チェーンスパイクを装着した状態で積雪・凍結のない岩を歩き、足を滑らせて転倒したとのことです。

同アカウントは、チェーンスパイクが着脱しやすい装備であることを挙げ、登山道の路面状況に合わせて、こまめに脱着するよう呼びかけています。

チェーンスパイクとアイゼンの基本

チェーンスパイクとアイゼンは、登山靴の底に装着する金属製の爪を備えた滑り止め装備です。雪道や凍結した登山道での足元を安定させ、転倒・滑落の防止に役立てられています。なかでもチェーンスパイクは着脱が容易なことが特徴で、多くの登山者が冬山に携行しています。

一方で、今回の事故のように、積雪や凍結のない岩場・土の路面では装着したまま歩くと足を滑らせる危険があります。

「盲点だった」外すタイミング、SNSでも注目

SNSでは、チェーンスパイクの「外すタイミング」に関する声も見られます。

「チェーンスパイク使用中に歩き方を誤ると、滑りや転倒のリスクが高まる」という安全面の指摘や、「雪や氷のない場所でチェーンスパイクを使い続けるとスパイクが傷む」という装備管理の観点から、不要な場面では外したいというユーザーの声もあります。

また「チェーンスパイクを着けることへのアドバイスや注意喚起はよく見かけるが、外すタイミングについては情報がなく盲点だった」という声も見られ、今回の事故を機にこまめな脱着の重要性を再認識した人も多いようです。

一方で、こまめな着脱に手間を感じるユーザーも見られ、判断の難しさも浮かび上がっています。

登山前に知っておきたい、装備の使い方

チェーンスパイクは着けることはもちろん、「いつ外すか」を意識することも重要です。登山道の状況が雪・氷から岩や土に変わるたびに確認し、こまめに着脱することを心がけましょう。

面倒でも、路面の状況に合わせた判断が自分の身を守ることにつながります。安全で楽しい登山のために、装備の正しい使い方をあらためて確認してみてください。


参考:
埼玉県警察本部地域部地域総務課(@spp_chisouka)公式X(旧Twitter)アカウント 2026年2月25日投稿
山岳情報(両神山の降雪について 他)(小鹿野町観光協会)