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「危険な行為」ガジェットのプロが警告。充電はあるのに電源が落ちる…冬にやりがちな「スマホの寿命を縮める」行動とは?

  • 2026.1.8
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

寒い冬場にスマートフォンのバッテリーの減りが早くなったり、突然電源が落ちてしまった経験はありませんか?

なぜ寒さが原因でスマホの動作に影響が出るのか、そしてどうすればトラブルを防げるのか?リチウムイオン電池の特性から、冬場のスマホ使用時の注意点や適切な温度管理について、ガジェットのプロの見解をもとに詳しく解説します。

この記事を読めば、冬の寒さに負けないスマホの使い方がわかり、安心して快適なスマホライフを送れるはずです。

スマホのバッテリーはなぜ寒さに弱いの?

---なぜ冬は電池の減りが早いのですか? 「表示は残っているのに電源が落ちる」原因を教えてください。

ヒロ:

「多くのスマートフォンのバッテリーにはリチウムイオン電池が採用されているのですが、このリチウムイオン電池は0℃以下のような低温環境などの極端な温度である場所を苦手としています。

スマートフォンの動作保証温度は5℃〜35℃となっており、極端な低温の場所ではバッテリーに負荷がかかり、動作面で大きく影響が出てしまいます。また電圧が低下してスマートフォンの電力が不足になることによって、バッテリーの消耗が早くなったり電源が落ちるケースもあったりします。

なので、スマートフォンを温めたり、動作保証温度の環境にいれば元通りになることが多いです。冬の日本のスキー場は、日中でも0℃以下の気温であることが多いでしょうし、スキー場以外でも夜では0℃近くになる地域もありますから、動作保証温度を下回る場所でスマートフォンを使う場合は少し注意が必要でしょう。

また。極端な場所でスマートフォンを使うとバッテリーに負荷がかかるので、バッテリーの劣化にも繋がることもあります。スマートフォンなどの多くの電子機器は、寒い時期はバッテリーの性能が落ちて電池の持ちが悪くなるという点を抑えておきながら、温度管理には気をつける必要があるかなと思います。」

寒い時にスマホをすぐモバイルバッテリーで充電してもいい?

---「冷え切ったスマホ」をモバイルバッテリーですぐに充電しても大丈夫ですか?

ヒロ:

「冷え切ったスマホをモバイルバッテリーですぐに充電するのはあまり良くないかなと思います。

これもスマートフォンなどの多くの電子機器は、急激な温度変化によって本体に負荷やストレスがかかるので、故障やバッテリー劣化の要因になったりします。スマートフォンは充電することで多少発熱するので、冷え切ったスマホをモバイルバッテリーなどで充電すると、極端な温度変化によってスマートフォンの寿命に影響が出たりします。

今は急速充電ができるモバイルバッテリーや充電機器もありますが、充電中にバッテリーに負荷がかかる場合もあります。また極端な高温や低音などの環境下で充電すると、バッテリーへの負荷も大きくなるので注意が必要です。冷え切ったスマホをモバイルバッテリーで充電したい時には、動作保証温度(0℃〜35℃)である場所に移動して、スマホが冷え切っていない状態になってから充電をするのが良いでしょう。

あるいは充電する前にスマホをポケットなどに入れておいて、少し端末を温めてから充電するのも良いと思います。やはりスマートフォンは急激な温度変化などで本体への負荷が大きくなるので、バッテリー寿命や故障の原因になるなどのリスクも生じるのは頭に入れておいた方が良いです。」

スマホをカイロで温めるのは安全?効果的な保温方法は?

---寒い時期にスマホをカイロで温めるのは効果的でしょうか?安全な保温方法はありますか?

ヒロ:

「スマートフォンをカイロで温めるのは、結構危険な行為かなと思います。スマートフォンは急激な温度変化が苦手ですし、カイロにより急激に温められると本体のバッテリーや電子部品などに負荷がかかり、発熱したりします。

電子機器ですから動作保証温度を超える高温下の状況も苦手としているので、バッテリーの劣化が進むリスクがあります。スマートフォンの保温方法をしては、衣類やズボンなどのポケットの中に入れておくのが一つ良いと思います。

そうすれば急激な温度変化を避けることができますし、外気に触れて本体が冷えることも回避できるので、急激なバッテリーの消耗を抑えることができます。衣類やズボンなどのポケットに入れることで、体温によってある程度スマートフォンを温められる効果もあります。

あとは極端に寒い場所ではスマートフォンを操作する時間を少なくすることも良いと思いますが、最近はスマホ用の保温ケースもあるようです。適切な温度を保ってくれるので、バッテリーの消耗を抑えてくれます。いずれにせよ、急激な温度変化や極端に寒い場所ではスマートフォンのバッテリーの消耗が激しくなるので、ポケットに入れて温めたり、保温ケースを使うなどして適切な温度を保つことが重要です。」

冬場のスマホバッテリーとの上手な付き合い方

寒い季節、スマートフォンのバッテリーは環境温度に大きく影響され、性能低下や消耗が早くなりがちです。今回の取材でわかったのは、急激な温度変化や極端な低温環境はスマホにとって負担となり、故障やバッテリー劣化のリスクを高めること。冷え切ったスマホをすぐに急速充電するのは避け、温かい場所で端末を温めてから充電するのがおすすめです。また、カイロのような急激に高温になる方法は逆効果。衣服のポケットに入れて体温でじんわり温めるか、専用の保温ケースを利用して適切な温度管理を心がけることが大切です。こうしたほんの少しの対策で、寒い冬でもスマホのバッテリーを長持ちさせ、快適な使い心地を維持できます。まずは日常のスマホ管理に温度面の工夫を取り入れて、冬のトラブルからスマホを守りましょう。


監修者:ヒロ
ガジェットブロガー、Webライター。東京都出身東京都在住。2021年よりApple製品などを中心とするガジェットやゲーム、PC周辺機器や通信回線などをテーマに関するブログを運営。継続的に更新を続けてブログ記事公開数は250を超える。noteも2024年9月よりコンスタントに投稿している。iPhoneやiPadなどの多くのスマホやタブレット端末の使用経験あり。カメラやゲームなどのガジェットやスポーツ観戦にも興味があり趣味にしている。ブログやnoteでは商品やサービスの特徴やメリットデメリットなどを分かりやすく、読者の方にとって有益に感じられる記事作りを心がけている。