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「候補にすら選んでもらえない」メルカリの達人が指摘。売れ残る人がやりがち…残念な「商品説明」の共通点とは?

  • 2026.1.5
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出典元:photoAC(※画像はイメージです)

メルカリで商品を出品してみたものの、なかなか売れない……そんな悩みを抱えていませんか?「プロフィールを書いても効果が薄い気がする」「何を書けば安心して買ってもらえるの?」など、疑問が尽きないですよね。

実は、商品説明文のクオリティが売れ行きを大きく左右するという専門家の意見があります。プロフィールはあくまでも購入者の不安を解消するための補助的な役割。それでは、具体的にどんなポイントを押さえるべきなのでしょうか?

この記事では、メルカリで売れやすくなる商品説明の秘訣とプロフィールの活用法について、フリマアプリ歴8年の徳田 このみさんに詳しく伺いました。これを読めば、出品から購入までの流れがスムーズになり、安心感を与えられる実践的なコツがわかりますよ。

商品が売れない本当の理由とは?プロフィールの役割を考える

---メルカリで商品が売れ残る出品者に共通する「プロフィールや商品説明文の書き方」には、購入者心理の観点から見て、どのような問題点や傾向があるのでしょうか?

徳田 このみさん:

「プロフィールよりも「商品説明」の方が重要度は高いと考えています。メルカリはプロフィールから商品を検索することはほぼなく、大抵は「商品検索→購入検討→プロフィール確認」の順で見ます。

売れ残る理由として考えられるのは商品説明の物足りなさが挙げられます。プロフィールはあくまでも「この人から買って大丈夫か」を判断するための情報なのです。

  • プロフィール
    文章よりも評価の高さがポイントになります。これまで問題なく取引をしていたたかどうか、説明と異なる商品を送ったりしない出品者か、など評価の数と購入者の残したコメントの内容で判断できます。
    また、出品者バッジ【高評価バッジ・24時間以内発送バッジ・12時間以内発送バッジ・まとめ買い対応実績ありバッジ】という、メルカリが定める一定の条件を満たした出品者へ適用される制度があります(※2025年12月現在)。
    これにより、メルカリが定める基準を満たしていると認定され「安心して購入していい」と思ってもらえることが売れやすさにもつながると思います。
    これは、一つ一つの取引の積み重ねによって得られるものであるため、誠実な取引を毎回心がけて実績を作っていくことが必要になります。
  • 商品説明文
    商品が売れやすいかどうかは、一次情報である金額設定、サムネ、写真の多さやわかりやすさの次に「説明の充実度」が影響すると思われます。

    例:ニットの出品
    「購入時期」「ブランド」「着用頻度」「保管状況」「汚れやヨレなど状態」「サイズ(寸法も表記した方が良い)」「色」「素材(選択表示)」など、実際に手にとって確かめることができないからこそ、詳細に記載が必要です。
    「自分がネットで服を買う時に知りたい情報=出品する時に記載した方がいい情報」と考えましょう。購入側は、情報が多いほど納得も安心もできます。面倒だからとここで手を抜くと、購入者の検討候補にすら選んでもらえない、ということになりえます。」

プロフィールで購入者に安心感を与えるには?評価・バッジが重要

---売れ残る出品者がプロフィールに書きがちな文言(例:即購入禁止、神経質な方お断りなど)は、購入者にどのような心理的な印象を与え、取引を遠ざけてしまうのでしょうか?

徳田 このみさん:

「最近はトラブルも多いため、「即購入禁止」「神経質な人お断り」など、書くこと自体は問題ないです。記載しておくことで自身のリスクヘッジにもなります。ただし、書き方(言い回し)に注意する必要があります。

一方的に相手を遮断するような言い回しは不快感を与えますし、「トラブルが円滑に解決できないリスク」を予感させてしまいます。

  • 「即購入禁止」→「購入の際はコメントください」
  • 「神経質な人お断り」→「中古品であることをご理解いただける方のみご購入をお願いします」

    など、言い回しを変えるだけで印象が大きく変わります。さらに、「即購入禁止」→「他のフリマサイトでも出品しているため、重複購入をさけるため購入前にコメントをお願いします」など、簡単に理由も添えると読む側の納得感が増します。
    日頃の人とのコミュニケーションで注意すべきことをメルカリでも同様に行う、という意識を持てば問題ありません。」

売れやすい商品説明文とは?安心感と詳細情報のバランスが肝心

---メルカリで商品がなかなか売れない人が、今日から実践できる「プロフィール文の改善ポイント」を具体的に教えていただけますでしょうか。

徳田 このみさん:

「購入者に『安心感』を与えられる情報を簡潔に記載することです。

・購入時の注意点
「コメントなしで即購入OK」「購入時はコメントをお願いします」など

・値下げ交渉の可否
「基本的にお値下げは受け付けておりません」「商品や金額によっては値下げ可能です」など
この2点は、記載しておくことで互いにやりとりを最小限にすることができます。

・コメントの返信や発送の速さ
「コメントを返せる時間帯」「〇〇時間以内に発送可能」「仕事の都合で〇曜日にしか発送できない」など
返信がこない、発送されないなどの心配を相手に与えない工夫をすることも重要です。

・ペットの有無
臭いや毛が商品や梱包材に付着する可能性があり、アレルギーを持っている方や動物が苦手な人にとっては購入検討材料の一つにもなります。

・タバコ
部屋の中を禁煙にしていたとしても、非喫煙者はタバコの臭いを敏感に察知するため、喫煙者の出品物は敬遠されやすい傾向にあります。
該当すると売れにくくなる可能性が高いですが、売りたいからと言って虚偽の記載をすると後々トラブルに繋がりかねないので正直に記載するようにしましょう。該当する場合は、「臭いがつかないためにこういう工夫をしている」「別部屋で保管している」「クリーニング済み」などの補足を入れることで売れにくさの緩和につながります。」

購入者の安心感を第一に考え、商品説明とプロフィールを上手に使い分けよう

メルカリで商品を売る際、購入者が最も重視するのは商品説明の充実度です。商品説明には購入者が知りたい詳細情報を盛り込み、わかりやすく伝えることで「納得」と「安心」を生み出せます。

一方、プロフィールはあくまでも「この人から買って大丈夫か」を判断するための補足的な役割。評価や出品者バッジを積み重ね、誠実な取引の実績を示すことで信頼を得られます。また、購入時のルールや発送に関する情報を丁寧に記載し、相手に不安を与えない配慮も大切です。

これらのポイントを日々の出品に取り入れることで、摩擦を減らし、売れやすさが格段にアップするはずです。明日からの商品説明作成やプロフィールの見直しに、ぜひ役立ててみてください。


監修者:徳田 このみ
フリーライター。フリマアプリ歴8年、これまでの全取引で「良」の評価を獲得。メルカリやラクマなどを利用し、自身の不用品のみの出品で累計350点以上を販売。効果的なサムネイル作成や価格設定、トラブル対策などに精通している。