1. トップ
  2. 工夫して5秒で計算してみて!「226×5」→5秒でチャレンジ

工夫して5秒で計算してみて!「226×5」→5秒でチャレンジ

  • 2026.1.20
undefined

今回は、掛け算のスピードアップに役立つ工夫を紹介します。

できるだけ早く正確に答えを出すには、掛け算を計算しやすい形に変える必要があります。

さて、今回の問題では、どのような工夫をするとよいのでしょうか?

問題

次の計算を暗算でしなさい。
226×5

※制限時間は5秒です。

解答

正解は、「1130」です。

×5の計算は切りがよくなることが多いため、(今回の問題も含めて)暗算するにしてもそこまで難易度は高くないかもしれません。

ただし、制限時間が短いと、焦って繰り上りの数を間違えるなどのミスが起こりかねません。

そこで、より簡単に計算するためにはどうしたらよいかを、次の「ポイント」で確認してみましょう。

ポイント

この問題のポイントは、「×5を×10÷2として計算すること」です。

10÷2=5なので、10倍して2で割ることと、5を掛けることは計算として同じです。

※×5と×10÷2が同じになる理由は、次のように分数を使って考えてもよいでしょう。

a×5
=a×10/2←5=10/2
=(a×10)/2
=(a×10)÷2←a/bはa÷bに直せる(ただしb≠0)
=a×10÷2

では、×5を×10÷2に変えることはどのようなメリットがあるのでしょうか。

次の計算過程を見て、確認してみましょう。

226×5
=226×10÷2←×5を×10÷2に変える
=2260÷2
=1130

まず、226×10の計算(二行目から三行目)は226の末尾に0を付けるだけなのでとても楽です。

次の2260÷2の計算(三行目から四行目)ですが、2260はどの桁の数字も偶数なので、桁ごとに数を半分にすれば答えの1130がすぐに出てきます。

この方法なら、226×5をそのまま計算したときとは違い、繰り上りに手間取ることもありませんよ。

まとめ

今回は、×5に特化した暗算の工夫を紹介しました。

この問題のように、×5を×10÷2に変えると計算が簡単になる場合があります。

ただし、式によっては逆に計算しづらくなるケースもあることを押さえておきましょう。例えば、111×5という式は、111×10÷2を計算するよりも元の形で掛け算した方が早く答えが出るでしょう。

元の式(111×5)は計算過程で繰り上がりが発生しません。一方で、×10÷2の形に変形してしまうと(掛けられる数の各桁に奇数が多く含まれているため)÷2の計算がしづらいという問題も出てきます。

問題によって工夫の仕方を変えることは大事です。ぜひ、様々な問題を見て、どう計算したら効率が良いのかを考える癖をつけてください。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


スピード勝負!他の問題にも挑戦しよう!

【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集
【脳トレ】角度を求める方法、覚えてる?→意外と忘れがちな『図形問題』特集