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大人が意外と間違える計算「時速4kmで12分歩いた」→何m進んだ?

  • 2026.1.1
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速さの問題は、公式を丸暗記してしまうと混乱しやすい分野です。

単位のそろえ方がわからずに計算を間違えてしまう人も少なくありません。

速さの意味を正しく理解すると、問題はぐっと解きやすくなります。

問題

時速4kmで12分歩くと、進む距離は何mですか。

時速と分のまま計算してしまうと誤った答えになることがあります。どのように手順を整理すればよいのでしょうか。

解説

今回の問題の答えは「800m」です。

どのように求めるのか順番に確認していきます。

速さの計算で大切なのは「単位をそろえる」ことです。

「速さ×時間=距離」の公式は正しいのですが、時速4kmと12分では単位が一致していません。

そこで、まず時速を分速に変換します。

時速を分速に変換
時速4km
→1時間で4km進む速さ
→1時間で4000m進む速さ
→60分で4000m進む速さ

1分あたりに直すために、4000を60で割ります。
4000÷60
=4000/60
=200/3
(割り切れないので、分数で表します)

したがって、時速4kmは分速200/3mです。

距離を求める計算
分速200/3mの速さで12分進むので、
200/3×12=800

したがって、今回の問題の答えは「800m」です。

別解

上記では、「時速から分速に変換」して計算しました。

ここでは、「速さと時間の割合」から答えを出してみましょう。

先ほども確認したように、「時速4km」は「60分で4000m進む速さ」です。

今回は「12分で進む距離」を考えます。12分は60分の「5分の1(1/5)」の時間です。

つまり、12分間では4000mの1/5の距離を進みます。

したがって
4000m×1/5=800

答えは「800m」となります。

まとめ

速さの問題では、単位をそろえて計算することが非常に重要です。

時速、分速、秒速の関係を整理するだけで、多くの問題が解けるようになります。

意味を理解したうえで公式を使うことで、速さの問題はぐっと簡単になります。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。
あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):SAJIMA
日本国内外の学校、学習塾で数学・理科の講師として幼児から高校生までを指導。現在はフリーランスとして独立し、オンラインを中心に授業を展開している。子供への学習指導だけでなく、大人向けの数学講座も開講し、算数・数学の楽しさを広く伝える活動を行っている。日本数学検定協会認定「数学インストラクター」


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