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夫のいとこの結婚式に参加→「もう一泊していっては」親戚からの“提案”に「もう少し言葉にできていたら」<義家族でのエピソード2選>

  • 2025.12.30
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出典:photoAC(写真はイメージです)

結婚によって始まる「義家族との付き合い」は、価値観の違いや距離感のズレから、思いがけないストレスを生むことがあります。その場では飲み込んだ違和感が、年月を経ても気持ちに残り続けることも少なくありません。

今回は、義家族との関係の中で「違和感が残った」2つの体験談をご紹介します。

1.親戚の家での一泊が二泊に

まずご紹介するのは、Aさん(仮名、40代女性)の体験談です。

約20年前、私たち夫婦が結婚したばかりの頃。

夫のいとこの結婚式があり、地方まで高速道路で車で向かうことになりました。

私たちは小規模な式を挙げており、距離の関係で今回の親戚はいとこの式が初対面に近い関係でした。

結婚式の際、いとこの実家に泊まることを勧められ、さらに私と夫には「もう一泊していっては」と提案がありました。夫の両親や兄夫婦は私たちより遅れて到着し、式の後にすぐ帰っていきました。

特に予定はなかったのですが、よく知らない親戚の家で長く過ごすことに気後れがあり、私は早く帰りたい気持ちに。

翌朝、あいさつをして朝食は遠慮し、早めに出発しました。慣れない環境での緊張や空腹、カーブの多い道の影響もあって体調を崩し、途中で気分が悪くなってしまいました。

今振り返ると、親戚側は新婚の私たちをもてなしたい、親睦を深めたいという善意があったのだと思います。

一方で、私自身は環境の変化に弱く、配慮をお願いする勇気も足りなかったのかもしれません。家ごとの慣習や距離感の違いを、もう少し言葉にできていたらと感じます。

2.ある出来事が長く心に残った話

続いてご紹介するのは、Bさん(仮名、50代)の体験談です。

今の夫との結婚が決まった頃の話です。

夫の妹から「商品の卸問屋に勤めているから、安く購入できるし、何か欲しいものある?」と声をかけられ、強く勧められたこともあって、いくつか注文しました。

後日、請求額を聞いたところ、「結婚祝いに、私が払っておいたからね」と言われ、何だかモヤモヤしましたが、そう言われてお金を送ることにも気が引け、そのまま受け取ることにしました。

ところがある日、夫の妹と同じ会社に勤めていた知人から電話があり、知人はえらく立腹していました。

そして、「自分で注文しておいて、何でお金を払わないの」と言ってきたのです。

なんと、義妹は会社で「新しく姉になる人が自分で注文した物を、『結婚祝いだと思ってあなたが払っておいて』と、私に代金を支払わせるの」と言いふらしているそうなのです。

何のつもりでそんなことをするのか、夫にも話しましたが、「俺の家族を悪く言うな」と信じてもらえません。

本当にショックで人間不信になり、こんな妹がいると知っていたら結婚なんてしなかったと当時は思いました。

ここ数年、義両親の認知症が進み、義両親と同居する義妹と頻繁に会うようになった夫。

次第に、義妹の行動に不信感が湧いてきたようです。私は、結婚した時の義妹のその話をもう一度して「あの時は信じてもらえなくて、本当にショックだった」と伝えました。

「あの時は、信じなくて悪かった」と夫。

40年つっかえていたものが、やっとなくなった気がしました。同時に「あなたの妹とは、関わり合いになりたくない」との私の希望も聞き入れてくれて、ほっとしています。

「家族だから」と流されてきた違和感の正体

今回の2つの体験には、善意のつもりの言動や、伝わり方のズレが背景にありました。

相手への配慮が足りなかったり、言葉が足りなかったりすると、意図せず負担や誤解を生みます。

家族という近い関係だからこそ、自分の「当たり前」を押し付けず、相手の事情や慣習の違いを想像しながら、丁寧に言葉を交わすことが大切だと感じさせられます。


※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

アンケート実施日:2025年7月9日・2025年8月10日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:40代女性・主婦 50代・会社員

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています


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