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結婚式まで残り5ヶ月…突然夫に“海外転勤辞令”が!ウェディングプランナーが見た波乱万丈の打ち合わせ

  • 2026.3.14
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

こんにちはウェディングプランナーの佐藤ちなつです。

社会人になると、異動や転勤はついてまわる事、そんな方が多いのではないでしょうか。今回は結婚式の打ち合わせ中に、仕事の功績が認められ急遽海外転勤になった新郎の結婚式のエピソードです。

結婚式をむかえるまで

結婚式の予約は、早い方で約2年前。本格的な打ち合わせが始まるのは、式の約9ヶ月前からです。
式という大きなゴールに向け、仕事にもいっそう熱が入る新郎新婦様は少なくありません。

今回の新郎様も、式まで残り5ヶ月となった頃、上司のもとへ結婚の報告と主賓挨拶の依頼に向かわれました。

ところが、会議室にいたのは直属の上司だけでなく、人事部長や専務の姿まで。

「上司にだけ報告するつもりだったのに……」と戸惑う新郎様に告げられたのは、お祝いの言葉だけではありませんでした。

なんと、1ヶ月後の「海外赴任」という驚愕の辞令だったのです。

地球の反対側からのリモート打ち合わせ

海外での仕事は、新郎様が入社時からの夢。

新郎様は挑戦を決意し、当時まだ珍しかった「リモート打ち合わせ」で準備を進めることになりました。

そこからは、私にとっても初めての挑戦となる「新婦様との対面」「新郎様のリモート」という変則的な打ち合わせがスタートしました。

国際電話を繋ぎながらの重要事項の決定や画面越しに行う司会者とのすり合わせなど。

日本と現地、どちらかが必ず「時差と睡魔」と戦う過酷な状況でしたが、まさにプランナーと新郎新婦様が「三位一体」となってゴールを目指す日々でした。

そんな中、支えになったのは新婦様の前向きなお人柄です。

「こうなったら、悩んでいた項目は私の好きにさせてもらいます!お花も全部ピンクにしちゃいます」

「準備が忙しくて勝手にダイエットになるからラッキーです!」 そう笑って話す彼女の明るさが、チーム全員のパワーになっていました。

どんな困難も「全力で楽しむこと」が幸せへの近道

トラブルにより、帰国が予定より遅れ、式直前の3日前になった新郎様。ようやく再会した新郎様は、現地の日差しでこんがりと日焼けされていました。

新婦様は準備の大変さを愚痴るどころか、 「佐藤さん見てください、この人、日焼けしてさらに陽気な感じが増していいと思いません?」 と、場を和ませてくださいました。

離れている時間が、かえってお二人の絆を強くしたのでしょう。久々の帰国となった新郎様を囲み、結婚式は大いに盛り上がりました。

社会人として働いている以上、いつ想定外の転勤があるか分かりません。もし準備中にそんな事態が起きても、どうか諦めずに担当プランナーに相談してください。私たちは、どんな状況でもお二人が安心して当日を迎えられるよう、誠心誠意サポートいたします。


ライター:佐藤ちなつ

初めてのアルバイトが結婚式場のサービススタッフでした。みんなで創り上げる特別な時間が本当に大好きでした。一般企業に就職中に、結婚式の新規会場がオープンすることを知り、この好機を逃すまいと勢いに任せて転職。その後ウェディングプランナーを努め、延べ9年間800組近くの結婚式に携わらせていただきました。笑いあり、涙ありの結婚式、また普段なかなか見えてこない珍エピソードなどをお伝えします。


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