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SnowManメンバー、最終話で“鉄板ギャグ”匂わせ「何気にやってたよね」SNS大反響【金曜ドラマ】

  • 2025.12.17

波瑠と川栄李奈がダブル主演するドラマ『フェイクマミー』(TBS系・毎週金曜よる10時)の最終話が12月12日に放送された。花村薫(波瑠)は、日高茉海恵(川栄)といろは(池村碧彩)母子を守るために嘘をつき自首。薫が自分を犠牲にしてすべての責任を負うことにしたのだ。しかし、納得がいかない茉海恵らの行動が奇跡を生み、視聴者に感動をもたらした。

※【ご注意下さい】本記事はネタバレを含みます。

薫を守るため茉海恵は真実を配信 

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金曜ドラマ『フェイクマミー』最終話より(C)TBS

薫が茉海恵を脅して、ニセママになりすましていたと自首をしたことにより、被害者である茉海恵へ世間から同情が集まっていた。茉海恵が代表取締役社長を務める“RAINBOWLAB”への評価も変わり、いろはは、柳和学園に残れる方向になった。だが、薫が一人で責任を負うことに納得がいかない茉海恵。「あの人は(薫)は加害者ではなく、私たち家族を助けてくれたんです」と真実を伝え、嘘をついていたことの謝罪を配信した。

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金曜ドラマ『フェイクマミー』最終話より(C)TBS

いろはの退学は、免れない状況にみえたが、保護者組織“柳和会”の会長・九条玲香(野呂佳代)らの呼びかけで“退学処分反対”の署名活動が行われ、茉海恵たちの処分が再検討されることになった。最初は、薫をよく思っていなかった玲香たちだったが、ともに過ごす日々を重ねる中で、薫を信頼するように。
そんな玲香を演じた野呂に対し、「めっちゃいい役になってた良すぎた」「何役でも上手いね」「安心してみていられた」と称賛の声が上がっていた。野呂は2026年1月期のTBS日曜劇場『リブート』にも出演。今やドラマに欠かせない俳優となった野呂の次回作にも期待が高まる。

いろはの退学処分をめぐる子どもたちの訴えに視聴者「大号泣」

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金曜ドラマ『フェイクマミー』最終話より(C)TBS

玲香やさゆり(田中みな実)ら保護者たちが見守るなか、柳和学園で、いろはの退学処分に対する検討が行われた。いろはの親権や、“RAINBOWLAB”の買収を目論む理事会側の慎吾(笠松将)は、薫と茉海恵を糾弾。薫は、子どもを守りたいと願う母親の解決法を見つけ、互いを支え合うことの大切さを伝えた。茉海恵は、抱え込むことが母親の強さではなく、誰かを信じて支えてもらう勇気を持つことの大切さを薫に教えてもらったことを明かした。そして、ルールは破ったが、夢を諦めない姿を娘に見せることができたと話す。

するとそこに、処分の行方を一人待っていたいろはと、彼女を探しに来た慎吾の息子・圭吾(髙嶋龍之介)らクラスメートが続々と入って来る。いろはは、自分のために母たちが嘘をついたことを謝罪。けれど、2人が自分を守ってくれたおかげで柳和学園で夢に向かって進むことができ、友達にも恵まれたと伝える。クラスメートたちも、いろはと一緒にいたい、ママが2人いてはダメなのかと大人たちに訴えかけた。いろはたちの担任教師・智也(中村蒼)も、友を思い支え合う子どもたちの姿こそ、柳和が目指す理念そのものだと訴え…。

すると学校長は、選抜の見直しを念頭に、いろはの退学処分取り消しの特別措置を行うことを明言。それを聞いた保護者たちからは拍手が起こり、いろはたちにもようやく笑顔が戻ったのだった。SNSでは「子ども達の真摯な訴えが世間の意見や校長を動かした」「圭吾くんよく言った!」「生徒たちの訴えに大号泣」と子どもたちの行動に感動の声があふれていた。

「誇れる家族になりたい」“さゆり”田中みな実の行動で“慎吾”笠松将が激変

一方で、いろはを引き取る準備など、これまで慎吾の理不尽な指示の言いなりになってきたさゆり。しかし、息子・圭吾の想いに背中を押され、家族のためにすべき行動を考え直す。慎吾の携帯を盗み見て、“RAINBOWLAB”の買収に関する不正を暴き、茉海恵と薫に伝えた。

いろはの復学決定後、むしゃくしゃする慎吾が会社に戻ると、不正が明るみになり、社長職を解任されることに。“息子が誇れる家族になりたい”と、さゆりが不正を暴いたからだった。これまで本橋家の人間として、“勝ち続けられなければ認められない”と、プレッシャーを抱えてきた慎吾。挫折を味わい、這いつくばって、床を叩き狼狽する慎吾をさゆりは強く抱きしめた。そして、「あなたが背負ってきたもののを大きさは、私が誰よりも理解しているつもりです」「大丈夫。家に帰りましょう。圭吾が待っています」と大きな愛で彼を受け入れたのだった。

そんなさゆりの行動が「包容力すごい」「家族として前を向こうとするの強いな」「懐深すぎる」「聖母過ぎた」と話題に。その後、休暇中の慎吾は子煩悩な父親へと変化していた。その激変ぶりに「あんなに変わるとは思わなかった」「変わりすぎててびっくり」「憑き物が落ちたみたいに」と視聴者から驚きの声が上がっていた。

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金曜ドラマ『フェイクマミー』最終話より(C)TBS

日高家、本橋家の幸せが描かれる中、薫も起業という転機が訪れる。薫の会社の面接にきた人物で、転職エージェント・野口役のダイアン・津田篤宏が再登場。“RAINBOWLAB”の副社長・竜馬役のSnow Man・向井康二と共演を果たした。劇中では向井が津田の持ちネタ「ゴイゴイスー」をやっているように見えるポーズも見られ、「観葉植物と共にスーを差し上げてたよね?」「何気にスーやってたよね」「隠れスー見えた」と話題を集め、本作は幕を閉じた。


TBS系 金曜ドラマ『フェイクマミー』毎週金曜よる10時

ライター:小松加奈
ライター/編集者。音楽・映画・ドラマ・アニメなどのエンタメ系を中心にインタビュー/レビュー/コラム記事などを手掛ける。