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ジェニファー・ローレンス、男性監督と女性監督の違いを語る

  • 2025.11.11
"Die My Love" Headline Gala - The 69th BFI London Film Festival

ジェニファー・ローレンスが、男性監督と女性監督の違いを指摘した。「女性監督には、共通点があることに気がつきました。彼女たちは過剰な演出をしないんです。男性監督と仕事をするとき、彼らが映画を監督しているんだと常に意識しておく必要性を感じることがあります。でも実際はそんなこと、何の意味もありません。面倒くさいだけです。作家主義と聞くと、支配的というイメージが浮かぶと言うか、何と言えばいいんだろう……神経質な感じ」と『Vulture』のインタビューで語った。

ロバート・パティンソンと共演するリン・ラムゼイ監督作『Die My Love(原題)』をカンヌ国際映画祭でお披露目し、早くもオスカー候補と注目を集めるジェニファーだが、同作の撮影現場ではそのような経験はなかったそうだ。「リンは正反対でした。彼女は音楽や会話、雰囲気、セットを通じて世界観を作り上げ、全員の認識が一致するようしっかり気を配り、それだけやったら後はゆっくり身を引くんです。そして何かが起きると出てきて、『素晴らしい、素晴らしい。もう一度やって』と言ってくれる。私たちが突発的に笑ってしまい、謝ったときにも『いいえ、素晴らしかった。笑ってくれて嬉しい。も一度やりましょう』と言ってくれるんです」

DIE MY LOVE - Jennifer Lawrence, Robert Pattinson, 2025.

なお、第二子を妊娠中に撮影に臨んだ本作でヌードを披露しているジェニファーは、「リンに芸術面で完全な自由を与えたかった……妊娠中だったせいで、虚栄的な不安などが取り払われたと思う」とスクリーニングイベントでコメント。また、ロバートとのセックスシーンについても、「ロブとは本当に安心できたんです」と語り、監督と俳優の間に入り、俳優の安全と尊厳を確保しながら、演出意図が正確に反映されるよう調整を行うインティマシー・コーディネーターの起用を求めなかったことを明かしている。

Text: Tae Terai

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