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「尊い…好きすぎる」オタク友達と趣味の会話で盛り上がった→突然友人から返信が途絶えた理由【短編小説】

  • 2026.3.17

本記事はフィクションです。物語の登場人物、団体、名称、および事件はすべて架空のものであり、実在のものとは一切関係ありません。

友人へのメッセージ

私には人生のすべてを捧げている最愛の「推し」がいます。

彼が画面の中で微笑むだけで、日常は鮮やかな色彩を帯び、世界が輝き出す。

そんな毎日を過ごす、ごく普通の(?)オタク女子です。

その日は、推しの限定ビジュアルが公開された記念すべき日。

あまりの美しさに私の語彙力は消失し、心臓の鼓動は最高潮に。

震える指先でスマートフォンを操作し、この感動を分かち合える、オタク友達へメッセージを送ることにしたのです。

「ちょっと待って、今回のビジュアルは反則。尊い…好きすぎる。もう一生、私が働いて彼を養いたい…!」

魂を削るような思いで綴った、いわゆる「限界オタク」全開のメッセージ。

勢いよく送信ボタンをタップした私の画面には、熱烈な愛の言葉が刻まれました。

いつもなら、一秒と置かずに「それな!」「わかる、しんどい」と激しい同意の返信が来るはず。

しかし、今日に限って既読すらつきません。五分、十分……無情に過ぎていく時間。

「おかしいな。いつもより遅いな…」

送っていたのは

不思議に思ってスマートフォンの画面をよく見直した、その瞬間。

私の全身から血の気が引き、指先が凍りつきました。

そこは、いつもの楽しいオタク部屋ではありません。

画面の最上部に表示されていたのは、「親族の集まり」というグループ名。

父、母、祖父母、そして普段から礼儀に厳しいことで有名な叔母までが含まれる、総勢十五名の親族グループだったのです。

あろうことか、私は「誰かを養う」という物騒な決意表明を、親戚一同の前で堂々と披露してしまったのでした。

直後、静寂を破る「ピコン」という通知音。

それは待ち望んだ友人からではなく、親族グループからの返信です。

「誰かを養う前に、まずは自分の生活を整えなさい」という叔母からの冷徹な指摘。

「無理って、どこか体調が悪いのか?病院へ行くか?」と本気で心配する祖父。

友達から返信が来なかった理由。

それは、私が全く別の、それも「最も送ってはいけない場所」に特大の爆弾を投下していたからに他なりません。

その日から数日間、親戚の間で私の「謎の私生活」が大きな議題に上がったのは言うまでもないこと。

皆さんも、メッセージを送る前の「宛先確認」だけは、どうか私を反面教師にして、徹底してくださいね。

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。
※本コンテンツのテキストの一部は、生成AIを利用して制作しています。

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