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【白洲迅】「聡だったからこそ絶対この作品を一緒に作りたいと思った」【sweet web独占】

  • 2025.11.2

10月スタートの連続ドラマでトリプル出演を果たしている、俳優の白洲迅さん。今回は、その中でも主演を務める2作品「パパと親父のウチご飯」「今日もふたり、スキップで」に関するお話を、たっぷりと伺いました。共演者とのエピソードから、ウチご飯についての思い出、最近“やっぱなんかいいな”と思った出来事まで……♡ 気になる内容盛りだくさんです。──まずは「パパと親父のウチご飯」について伺っていきたいと思います。改めて、ご出演がきまったときのお気持ちを教えてください。原作と脚本を読ませていただいて、すごく大好きな作品になりました。美味しそうなご飯はもちろん、子供たちとの幸せな家族の掛け合いがいっぱい出てきてほっこりするんです。僕自身、この春に2人目の子供が生まれたこともあり、そういう意味でもタイムリーというか。巡り合わせを感じる作品だなと思ったので、なんとしてもやりたい!と思いました。──原作も読まれたんですね。特にお気に入りのシーンなどがあれば伺いたいです。今回のドラマで描かれるかは分からないのですが、パンケーキの回が特に好きですね。なんて楽しそうなことをしてるんだろう!と思って(笑)。男2人と子供2人で好きなトッピングを盛り付けていく様子がなんだかすごく素敵に写りました。料理は違っても、ドラマでもそういうシーンがたくさん登場するので、演じられることをすごく楽しみにしてました。──役作りについて、白洲さんが演じられる晴海の第一印象はいかがでしたか?第一印象はとにかく優しい。相手に対して色々と気を使ったり、強く言えなかったり……優しすぎますね。僕はもう少し相手に言っちゃうかもしれないと思いつつ、“この人理解できない”みたいなことはなく、晴海の気持ちに共感できる部分も多かったです。演じるということにすんなり入れたかなと思います。──ご自身との共通点などはありますか?僕の勝手な晴海像にはなりますが、喋るトーンは僕と近いのかなと思います。落ち着いた感じでゆっくり話しそうだなって。──現場の雰囲気はいかがでしたか?めちゃくちゃいいです。子供たちが本当に現場を盛り上げてくれていて。子供らしさはありつつ、真面目にやるときはしっかりやるんです。僕たちをちゃんと親として居させてくれる存在というか。あと、スタッフさんたちも本当に楽しく仲が良くて。現場のいい空気感が、作中に反映されているなと感じてます。

──今回、W主演を一緒に務める松島聡さんの印象も伺いたいです。聡だったからこそ絶対この作品を一緒にやりたいと思ったし、本当に楽しみにしていました。以前別のドラマで共演したのですが、その時よりもガッツリ一緒に芝居ができたので、より聡の誠実さを間近に感じました。本当にいい人なんです。僕は勝手に、“松島聡の一番の武器=誠実さ”だと思っています。誰に対しても、どんな事柄に対しても、芝居に対しても、すべてにおいて真っすぐしている。僕はその姿にいろんなことを学んでいます。──松島さんの誠実さを感じた具体的なエピソードなどはありますか?必ず大きな声で挨拶してくれるところ。「すみません、お待たせしました」とか「ありがとうございます」とか、そこまで言わなくてもいいよって言いたくなるぐらい、気配りが素晴らしいです。当たり前のことなのかもしれないけど、基本がすごくちゃんとしているというか。あとは今回、原作や脚本をリスペクトした上で、千石としてのセリフ回しをアレンジすることがあったんですが、どのセリフの言い回しを変えるか事前に伝えてくれて、相手のことを考えて行動してくれる誠実な人。──千石と晴海の関係性を表現するために、お互い振り合わせたこと・意識したことがあれば教えてください。以前ドラマでご一緒したときも、自然とフィーリングが合う感覚はあったんです。そして今回、再び共演できることになって、改めて距離を縮めるところから始めました。僕の家にも遊びに来てもらいました。あとはそれぞれの役に対しての捉え方について意見交換もしましたね。2人とも原作をリスペクトしたいという気持ちは同じで、その上で僕らにしかできないものを出したいと思っていて。普段は役者同士で役のことを立ち入って話す機会ってあんまり多くないんですけど、そういう話ができるぐらい信頼関係が作れてるんじゃないかなって、僕は思ってます。

──ドラマの中で印象に残っているシーンはありますか?たくさんあるんですけど、例えば第2話だとみんなでピザを作るんです。その回は、清一郎(晴海の息子)・愛梨(千石の娘)以外にも、子どもたちが何人かいて、みんなそれぞれ自由にピザを作ってもらったんですね。そのピザ作りに本当にみんなの性格が出るなと思いました。食材のバラエティーに富んだ色とりどりなものを作る子もいれば、チーズと海苔だけのシンプルなものを作る子もいて……。子どもたちの素が出ているピザを見てると、なんかすごく愛おしくなってしまって、お気に入りのシーンです。──ちなみに第1話のテーマは、おうちカレーでしたよね。白洲さんご自身のおうちカレーの思い出はありますか?おうちカレーの思い出ですか!(笑)。今は好きですが、昔は全く(カレーが)好きじゃなかったんです。弟が2人いるのですが、2人も嫌いだったようで、「今日はカレーだよ」って言われると、3人揃って残念がるような兄弟でした。──それは意外ですね。カレーと言えば、子どもの好きな食べ物上位に入ってくる印象なのに……(笑)。そうですよね。今でもたまに母親が作ってくれるカレーを食べる機会があるんですが、普通に美味しくて。ある程度大きくなって、世の中的な常識として“子どもはみんなカレーが好き”と知ったときは、衝撃を受けました(笑)。──それでは逆に一番お好きだったおうちご飯は?うちではなぜか鶏汁って呼んでいたのですが、せんべい汁が大好きでした。うちの両親は青森出身で、よく食卓に並んでいました。今も実家に帰る度に「せんべい汁作って」って言ってます。

──本作では父子の関係が描かれていますが、白洲さんとお父様との思い出も伺えたら嬉しいです。今はお酒を飲みながら何でも喋るんですが、子供の頃はとにかく怖い父親だと思ってました。父親が車で仕事から帰ってくると、その音だけで兄弟たちと部屋に逃げ込むみたいな感じ(笑)。だけど、土日なんかはよくキャッチボールをしてもらってました。何を話すでもなく、30分~1時間やって二言三言交わす程度でした。今となっては、その二言三言を父親も喋りたかったんじゃないかなって思います。──それではタイプとしては千石に近いような感じなんですね。はい、“the 昭和おやじ”って感じでしたね。──このドラマを通して様々な料理が出てきますが、今後プライベートで作ってみたいお料理などあれば教えてください。割と“これ食べたい”ってなったら作ることが多いんですけど、自分で天ぷらってやったことない気がします。好きなものだけを大量に買って天ぷらにしてみたいです。あとは、本格的なラーメン。具材を平気で10時間以上煮込まなきゃいけないので、家では絶対できないなと思いつつも、ずっと作ってみたい料理の一つです。

──このドラマに関する最後に質問です。本作の見どころを改めてお願いします!世の中のパパママたちはもちろん、どんな方も共感できる作品だと思います。全くの赤の他人が一緒にルームシェアをして子育てをしていきますが、本当にいろんな人に助けられながら成長していく話なので、人と人とのつながりや大切さを感じていただけるんじゃないかなと思います。あとは、なんといっても美味しいご飯。ひたすら飯テロです(笑)。──放送時間もちょうどお腹が空いちゃう頃合いですよね。そうなんです。ドラマを観終わった後、夜な夜な料理を始めちゃってもいいんです。夜中の料理もまた乙だと思います。いろんな意味でほっこり満足していただけるドラマだと思うので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。

──「パパと親父のウチご飯」の放送開始と同じくLeminoで独占配信されているドラマ「今日もふたり、スキップで」についても伺っていきたいです。台本や原作を読まれた感想はいかがでしたか? “こんな作品やってみたかった”と思ったポイントなどあれば教えてください。本当に何も起きないんですよ(笑)。どこにでもいる、でもどこにもいないかもしれない夫婦を描いています。2人にとっては大きな事件なのかもしれないけど、日常の何気ない些細なことで溢れた作品だと思います。原作者であるものすごい愛さんにもお会いできたのですが、実際にお話を伺うとまたクスッとしてしまう。例えば、ある時、旦那さんがお散歩中にキツネに追いかけまわされて大慌てで帰ってきたとか。そんな可愛いエピソードが本当にあるんだ!っていうのが印象的で。そこら辺にいそうって言ったけど、多分いない(笑)。でもどこか親近感を持てるものすごい愛さんの描き方に惹かれましたね。何も起きてないけど、何か起きてる作品を、自然体で演じてみたいなって思ったんです。──W主演である松村沙友理さんの印象はいかがでしたか?普段バラエティーなどで観させてもらっている印象よりも大人しい雰囲気だなと感じました。最初は人見知りももちろんあったと思うんですけど、テンションも浮き沈みもなく、動じない。あまり変わらない人です。特に、実は割と低いトーンで、面白いことをポソッと言うところなんかが、今回の役にぴったりだなって思います。

──最近“なんかいいな”と思った出来事を教えていただきたいです。「パパと親父のウチご飯」の撮影中、お昼休憩のときに聡と一緒に近所の焼きそば屋さんに行ったんです。時間もあんまりない中、男だけで焼きそばをかきこむようにズルズルすすってる時間は“なんかいいな”と思いました。焼きそばは、3つくらいサイズが選べたんですけど、そんなに多くないだろうって真ん中のサイズを注文したら、ものすごい量で(笑)。急いで食べたあの時間は、なんかよかったですね。すっごく美味しかったし。──ありがとうございました!


●ドラマ「パパと親父のウチご飯」
10月4日より、毎週土曜23時~テレビ朝日にて放送中突然元カノから娘を預けられた接骨院を営む千石哲、妻と離婚し息子を引き取った漫画編集者の晴海昌弘。シングルファーザーとして子育てに奮闘することになった2人は、慣れない生活を助け合うべく、ルームシェアを選択。【父、父、娘、息子】の4人で始まった共同生活は、波乱&困惑の連続だった!ひと筋縄ではいかない子どもたちとの生活やご飯作り……日々奮闘しながらも成長を重ねていく、父と子どもたちの《新しい家族のカタチ》を描いたハートフルな物語。公式サイト:https://www.tv-asahi.co.jp/papagohan/●ドラマ「今日もふたり、スキップで」
Leminoにて独占配信中結婚して3年。ドラッグストアで働く妻と、WEBエンジニアとして働く夫の日常は、今日もサイコーにハッピー!着心地が良すぎるロックマンのトレーナーの取り合い、寝相の悪い妻と一緒に寝るために最高のマットレスを探し求める夫、妻のことが大好きすぎる義理の両親からの大歓迎、アイスを食べながら深夜の街をあてもなく散歩する時間……うまくいく日もいかない日も、愛する人との暮らしの中でふいに生まれる「なんかいい」瞬間を大切に生きる夫婦の物語。公式サイト:https://lemino.docomo.ne.jp/ft/0000134/

photo : TOSHIYUKI TANAKA

styling : DAISUKE MORIMUNE

hair & make-up : TAKAKO MOTEYAMA

text&edit : SUI KUROKAWA

◉衣装クレジット
ニットカーディガン¥47.300-、シャツ¥25.300-、パンツ¥30.800-(全てLAD MUSICIAN/LAD MUSICIAN HARAJUKU)、ベルト(スタイリスト私物)

デニムセットアップスタイル〔トラッカージャケット¥82.280-、デニムパンツ¥52.800-〕(どちらもCEIVE/(株)Breathe)、ニット¥68.200-(JOHN SMEDLEY/Lea mills agency)、ベルト、パンツ(スタイリスト私物)

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