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地球最後の日でも「今すごく楽しい」!!最後の日を"普通"に過ごして何も起こらないからこそ心に深く残る作品【作者インタビュー】

  • 2026.3.6
地球最後の日バイトに出勤した 作:真顔逸華
地球最後の日バイトに出勤した 作:真顔逸華

「もしも世界が終わるとしたら」。そんな空想をするとき、普段ならできないことや最後だからのとっておきを考える人も多いだろう。けれど、仕事をするという選択肢だってあるもので……。

真顔逸華(@magao_1)さんの創作漫画「地球最後の日バイトに出勤した」は、pixivで2500件超のブックマークを集める作品だ。隕石の落下で地球滅亡が避けられないと誰もが知った世界で、最後の日にバイト先に出勤することを決めた、とある女子大生「物部さん」と、バイト先の同僚「設楽さん」の終末の過ごし方を描いた短編。都合よく滅びが回避されることもなく世界の終わりを迎える結末ながら、「美しいお話」と反響を呼んだ同作の制作秘話を、作者の真顔逸華さんに訊いた。

"小さなことも本人にとっては大きな変化"を描いた作品

「地球最後の日バイトに出勤した」01 作:真顔逸華
「地球最後の日バイトに出勤した」01 作:真顔逸華
「地球最後の日バイトに出勤した」02 作:真顔逸華
「地球最後の日バイトに出勤した」02 作:真顔逸華
「地球最後の日バイトに出勤した」03 作:真顔逸華
「地球最後の日バイトに出勤した」03 作:真顔逸華

自身のスーパー勤務経験から「この経験を漫画に活かせないかと考え、題材にして、そこに王道のシチュエーションである『地球の終わり』を掛け合わせてストーリーを組み立てました」と制作のきっかけを語る作者・真顔逸華さん。

本作「地球最後の日バイトに出勤した」について「劇的なことは起こらないけれど少しだけ気持ちに変化が起こる、みたいな。『周りからすればとても小さなことだけど本人にとっては大きな変化』みたいなものを漫画に描き起こそうと頑張った記録です」と話し、終盤の展開にもあえて劇的な展開を描かなかったのだと本作へのこだわりを教えてくれた。

そのなかでもお気に入りのシーンは、主人公二人がバイトからの帰路で吹っ切れるシーンだそうだ。「終末の絶望感から会話をはさんで少しずつ明るくなっていく様を表情を通して描写しました。このシーンは描いていてとても楽しかったです」と真顔さんは制作当時を振り返る。

最後に読者へ向けて「不定期で漫画を発表していますので、興味があればX(旧Twitter)などをのぞきに来ていただければと思います」とコメントを残してくれた真顔さん。真顔さんにとって"今までとは違うアプローチのハッピーエンド"となった本作「地球最後の日バイトに出勤した」を、繊細な描写で移り変わる登場人物たちの心情変化にも注目しながら、ぜひ読んでみてほしい。

取材協力:真顔逸華(@magao_1)

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