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自然の癒やしと歴史を感じるひとときを求めて...「宝厳寺」

  • 2025.11.1

こんにちは!地域特派員のカピカピです。

先日久しぶりに趣味の寺社仏閣巡りをしてきたのですが、今回はその時に行かせて頂いた「宝厳寺」の紹介です。

そもそも今回なぜ「宝厳寺」に行こうと思ったのかというと、道後付近の、有名でいつも賑わっているような場所は大体行ったことがありますが、宝厳寺はまだ行ったことが無く、愛媛の偉人である「一遍上人」の誕生された場所ということで一度は行ってみたい!と思ったからです。市内電車の道後温泉駅から徒歩約7分とアクセスも良く、少し登り坂はありますがとても行きやすい場所にありました。

出典:リビングえひめWeb

「宝厳寺」について

出典:リビングえひめWeb

境内の中に入ると手入れの行き届いた綺麗なお庭が迎えてくれます。正岡子規や斎藤茂吉などの句碑や歌碑も多くあり、昔から愛媛の人たちに愛されてきた場所であることを感じます。桜や大銀杏の木もあり、四季を楽しめる場所にもなっているそうです。

ここで少し、「宝厳寺」と「一遍上人」について、宝厳寺のHPから抜粋して紹介させていただきます。

『宝厳寺は、正式名称を豊国山遍照院奥谷道場宝厳寺といい、時宗の開祖である一遍上人の生誕地です。天智4(665)年に斉明上皇の勅願により越智守興が創建したと伝えられています。御本尊は阿弥陀如来で、総本山は神奈川県藤沢市にあります清浄光寺(しょうじょうこうじ)(通称:遊行寺(ゆぎょうじ))です。 江戸時代の宝厳寺は時宗十二派のうち奥谷派の本山で、四国における時宗の拠点寺院として発展しました。』(宝厳寺HPより抜粋)
出典:リビングえひめWeb

御本尊の阿弥陀如来像

『一遍は、伊予の豪族出身で河野通広の第二子として延応元(1239)年に生まれました。幼い頃に母を亡くした一遍は父の勧めをきっかけに出家し、浄土門を学びました。「南無阿弥陀佛」と記した念仏札を配る賦算(ふさん)を行いながら、全国を行脚〈遊行(ゆぎょう)という〉し、 各地で盆踊りの起源ともいわれる踊り念仏を広めたことでも知られています。51歳で生涯を終える正応2(1289)年までの約16年間全国各地を遊行し、 その「一処不住」の生き方や考え方から「捨聖(すてひじり)」「遊行上人」とも呼ばれ、人々から尊崇されました。』(宝厳寺HPより抜粋)
出典:リビングえひめWeb

一遍上人堂

出典:リビングえひめWeb

一遍上人像

1300年以上前に建てられた、歴史あるお寺だったんですね...! 「一遍上人」と言えば踊り念仏のイメージが強かったですが、生涯を通して念仏札を配る旅を続け、少しでも多くの人に「南無阿弥陀仏」を伝えようと懸命に歩んできた方だと知ることができました。 本堂の隣に「一遍上人堂」という建物もあるので、そちらもぜひ行ってみてください。一遍上人についての資料や国宝にもなっている貴重な聖絵(ひじりえ)を見ることができます。なかでも奥にある「一遍上人像」はその生涯全てを表すような、何とも言えない凄みがありますよ!

寺社仏閣巡りの楽しみ方と「宝厳寺」

寺社仏閣巡りの楽しみ方は人それぞれだと思いますが、私の場合は「雰囲気を味わう」と「歴史を知る」に尽きます。実際に行って、独特の雰囲気を味わいながら、建設された時代や背景、建設に関わった人などその場所の歴史を知っていくのが楽しいなと感じています。

今回行かせて頂いた「宝厳寺」は、少し厳格ながらも静かで穏やかな落ち着く雰囲気だなと感じました。「一遍上人」の人生を知る中で、仏の道を追求し、またそれを多くの人々に伝えるために苦労された歩みが背景として見えてきたように思います。「百聞は一見にしかず」、ぜひまずは足を運んでみてください♪

出典:リビングえひめWeb
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