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動物園から帰れない親子→見かけた職員が声をかけてきて…その後、職員の“誠実な対応”に「本当にありがとうございました」

  • 2025.11.26
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出典:photoAC(写真はイメージです)

旅行先や外出先で予定が狂い、困ってしまった経験は誰にでもあるのではないでしょうか。

特に小さな子どもを連れているときは、不安も倍増してしまうもの。そんなとき、見知らぬ人からの親切な申し出に救われることがあります。

今回は、60代女性・フリーター・アルバイトのAさん(仮名)から寄せられた『動物園で困っていた時に受けた職員の親切』についてのエピソードを紹介します。

迎えの遅れで困った親子を救った職員の提案

20年近く前、子どもがまだ小さい時の出来事です。

母が故郷に帰るときに一緒に行き、初めて訪れた動物園で、帰りに父が迎えに来てくれることになっていました。

しかし、なかなか来ない父から電話がかかってきました。慌てて向かっていたところ、スピード違反で捕まってしまい、もう少し時間がかかるとのことでした。

門の外で待っていると、動物園の職員さんが声をかけてくれました。

「夜間開園はしていないので、閉園後はこの辺り、真っ暗になってしまいますよ」

そう教えてくれたのです。

「じゃあ、父のもう少し近くまでタクシーを呼んで戻ります」と話したところ、職員さんは続けて言いました。

「なかなか来ないかもしれないし、けっこう料金もかかります。そのホテルの方向でしたら、自分のうちの方なので帰り道ですから、乗せて行きますよ」

ご迷惑だし、全然知らない人だし、と思いましたが、職員さんは「自分はここの職員ですから」と、お名前も教えてくださいました。

一緒に送っていただくことになり、大変助かりました。その後、その動物園に葉書や年賀状を出したり、何年か後にうかがったりと、おつきあいが続いています。

あのときは本当にありがとうございました。

困った時の親切が生んだ長いつながり

予期せぬトラブルで困っていた親子に、動物園の職員が自ら送迎を申し出てくれたという心温まるエピソードでした。

心温まる交流ですが、これは当時の時代背景があってこそのエピソードとも言えます。現代では、もし同様の状況になった場合、まずは施設のインフォメーション等に相談し、公的な助けを求めるのが最も安全です。信頼できるタクシー配車アプリなどを活用することも、有効な手段となるでしょう。

しかし、職員として身分を明かし、名前も伝えて信頼関係を築こうとした姿勢や、帰り道だからという自然な理由での申し出は、とても誠実な対応だったと感じられます。その後も長年にわたって交流が続いているということからも、この出会いがお互いにとって特別なものだったことがうかがえますね。

困っている人に手を差し伸べる優しさと、それを受け取る感謝の気持ちが、時を超えた温かいつながりを生むのかもしれません。


アンケート実施日: 2025年11月23日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者情報:60代女性・フリーター・アルバイト
※本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています


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