1. トップ
  2. 売り場で、勝手に箱を開封する観光客…→たまらず注意すると?その後、客が放った一言に「本当に情けない」<店客エピソード2選>

売り場で、勝手に箱を開封する観光客…→たまらず注意すると?その後、客が放った一言に「本当に情けない」<店客エピソード2選>

  • 2025.11.25
undefined
出典:photoAC(※画像はイメージです)

働く人なら一度は経験したことがあるかもしれない、忘れたくても忘れられない“理不尽な客対応”。

丁寧に対応しようとしているだけなのに、常識では考えられない振る舞いや無茶な要求によって、その日の仕事が一気に重たく感じてしまうことがあります。

今思い出しても「二度と同じ場面に遭遇したくない」と語られる、忘れられない2つのエピソードをご紹介します。

1.50箱全てを開封、散乱させた果物を前に

まずご紹介するのは、Aさん(仮名、50代男性)が思わぬ形で直面した出来事です。

朝市売り場で限定販売のアルバイトで果物を売っていた時の話です。

長蛇の列ができており、その中に外国人の家族がいました。

彼らは順番が来ると、重ねていた果物の箱50箱分すべてを、家族みんなで無言で開封し始めたのです。中身を許可もなく手づかみされ、注意をしても聞かず、各々が次々と箱という箱を開けまくり、見終えた箱を横に投げまくる行為をし始めました。

注意をする度に「はいはいすみません」と言葉だけで返答し、全ての箱を散らかしまくりました。結局「一番上の最初にあった果物でいい」と言い放ったのです。

理不尽に思いながらも、こちらが渋々袋に入れると鷲づかみにして、「いいものなかったね!」と悪態をついて売り場を後にしました。

残された後ろにいる長蛇のお客様の目の前には、散乱した果物の箱がありました。乱雑に荒らされた箱の中の果物がそこにあり、とても清潔には見えない状況になってしまいました。

その商品を後のお客様に販売するかと思うと、申し訳なく本当に情けなくなりました。強く叱りつけて販売を拒否できたらと思うと、悔しく思った経験があります。

日本のカスハラ(カスタマーハラスメント)対策はお飾りで、こういう客には無力で何も言えないのが現実です。このようなやり方はもう変わらなくてはいけない。つくづくそう思いました。

2.同じ商品なのに価格が違う?100円差を巡る攻防戦

次に取り上げるのは、Bさん(仮名、50代男性)のエピソードです。

ホームセンターのレジを始めて2カ月。

白髪の高齢女性が同じ巻きホース2つを持ってきて、「売り場の値札に、1,280円と1,380円と書いてあった。なぜ同じ商品で100円の差があるのか」と尋ねてきました。

私がレジの値段照会でバーコードを読み取ると、2つとも1,380円との表示だったので、その旨を伝えました。

すると、「私は先ほど、1,280円という値段表記を見た!」と強く言い、納得いかないというような顔で1,380円のホースの料金を払って、帰っていかれました。

しかし10分後、今度は旦那さんらしき人を連れてまた来店。売り場の値札を取ってきて私に見せながら「ほら、やっぱり1,280円だった」と言い張ります。

その値札を見ると、何重もの値札の一番下に1,280円の値札があったのです。

その値札の上には何枚もの値札が重ねて貼られていたので、もう何年も前に1,380円になっていたことは、レジを始めて数カ月の自分にも一目瞭然でした。

しかし、そのご夫婦は「先程見たから1,280円にしろ」の一点張り。隣のレジにいる、レジ歴3年以上の先輩にも聞こえたようで、すぐに駆けつけてくれました。

事情を説明すると、その先輩も納得してくれ、ご夫婦に何度も説明してくれました。しかし、女性は「自分が見た時は1,280円だった!」と100円の返金を迫ります。

「たかが100円だけどね、私が見た時は1,280円だったことを証明したくて引けない」と言うのです。

しばらくして、売り場のリーダーがレジに来て、その売り場へご夫婦を連れて行きました。その後、ご夫婦と一緒に再度レジへ来て100円値引きするように指示し、なんとかおばあちゃんは帰っていったのでした。

そのリーダーは「ああいうお客様は、すぐ売り場のリーダーを呼んで対処してください」と言って去っていきました。

その後、先輩レジの人と、あれは絶対に数年前に貼り付けていた値札だったと確認し合いながら、クレーマーの恐ろしさと悔しい気持ちでいっぱいになりました。

周囲の助けを得られる体制を

どちらの出来事にも、投稿者が職場で直面した理不尽さや無力感が強く伝わり、読んでいるこちらまで胸が締めつけられるような思いになります。

誠実に仕事をしようとしているだけなのに、突然の振る舞いや過度な要求で場を荒らされてしまう――その状況下で気持ちを保つのは、本当に大変だったはずです。

一方で、相手側にも「文化の違いでルールを知らなかった」「自分が見た記憶に固執してしまった」など、悪意だけではない背景があった可能性もゼロではありません。だからこそ、現場のスタッフが一人で抱え込まず、周囲の助けを得られる体制や、冷静に対処するための仕組みが必要だと感じさせられます。

理不尽な出来事に振り回されないためにも、職場が「困ったときに声を上げていい場所」であることが何より大切なのかもしれません。


●本記事では読者の皆さんに投稿していただいた体験談を紹介しています。
アンケート実施日:2025年9月10日・2025年9月25日
投稿方法:TRILL 募集フォームより
投稿者:50代男性 50代男性・アルバイト

※本記事は自社で募集したエピソードの回答結果をもとにAIが本文を作成しておりますが、社内確認の後公開を行っています


【エピソード募集】日常のちょっとした体験、TRILLでシェアしませんか?【2分で完了・匿名OK】