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テーブルで繰り広げる大冒険。身長約6cmのシェフが作る特別メニュー「ル・プチシェフ」を体験

  • 2025.10.27

【ハイアット リージェンシー 京都】では、3Dアニメーションと美食が融合した奇想天外な食事体験を楽しめます。身長わずか6cmたらずの世界一小さな料理人「Le Petit Chef(ル・プチシェフ)」が、農場で新鮮な野菜を収穫したり、海で魚を釣り上げたりと驚きのパフォーマンスを繰り広げながら、ゲストの目の前で調理する没入型ディナーを満喫。週末と祝日はランチもいただけます。

|1回16人限定の心躍る食事

「Le Petit Chef(ル・プチシェフ)」は、2015年にベルギーのアート集団「Skullmapping(スカルマッピング)」によって誕生し、今では世界30ヵ国以上で展開。身長6cmにも満たないシェフがお皿の上に現れ、テーブルの上を飛びまわり、目の前で調理を行うプロジェクションマッピングによる3Dアニメーションです。

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▲入口にはフォトスポットも登場

場所はハイアット リージェンシー 京都のガーデンフロア(地下1階)。プチシェフのために用意された特設レストランです。入口には巨大なスプーンやフォーク、刀なども用意され、それらを持って記念撮影もできます。

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▲限定16人の美食体験

メニューは5種類。「マスターシェフ」¥32,000、「シェフ」¥28,000、「スーシェフ」¥23,000、「ベジタリアン」¥19,000、「キッズシェフ」¥16,000(6歳から12歳まで)。すべての料理は同じ映像が流れ、マスターシェフからスーシェフまではほぼ同じ料理に見えますが、値段の違いは使われる素材の違いです。事前予約制で、ディナーは火曜日から日曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日が休業)、土・日・祝日はランチ営業も行います。

|わくわくしながら楽しむアミューズとドリンク

ここでは5種類のコースのうち「マスターシェフ」を紹介します。テーブルに置かれた真っ白なお皿には、ホテルのロゴと巨大な人参…ではなく、普通サイズの人参を抱えた小さなプチシェフが映し出され、まるでシェフの紹介画像を思わせます。初めに30分ほどアミューズとドリンクを楽しみながら、これから何が起こるのか期待がふくらむひと時です。

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▲お皿に映るプチシェフの映像

映像が見えるように盛り付けられたアミューズが登場。京都らしいメニューも並びます。手前は赤と白の京都のお漬物「千枚漬けで包んだサーモンのリエット」。サーモンの旨味にサッパリとした千枚漬けが加わり、小気味よい歯応えも印象的。汲み上げ湯葉はふわふわでまろやか。トッピングしたイクラの風味と爽やかなワサビの辛みが加わります。細長い固焼きパンのグリッシーニには生ハムが巻かれていました。

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▲「アミューズ3種」

様々なドリンクメニューもそろえていますが、試しておきたいのがル・プチシェフ専用にバーテンダーが考案した赤いカクテルと青いモクテル。オーダーしたモクテルは、ブルーキュラソーとスミレのシロップに、レモンジュースとソーダを使い、レモネードのような甘さと爽やかな酸味のドリンクです。

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▲ル・プチシェフ限定のモクテルをいただきました

|ル・プチシェフのはじまりはじまり!

いよいよやる気満々のプチシェフが料理を作りはじめます。お皿のまわりに農場が出現。テンポのいい音楽と共に、鳥のさえずりや風の音など臨場感もたっぷり。シェフがお皿にチーズを運んできました。

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▲手押し車にのせたブッラータチーズ

プチシェフの料理はいつもドラマチック。畑に水を撒き、収穫して食材を運んでいると、モグラが現れ畑を荒らします。そんな苦難を乗り越えて、美味しそうなサラダ(映像)を仕上げます。これらの動画は撮影も可能です。

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▲3Dのサラダはとってもリアル

プチシェフがサラダを盛り付け終えると、今度は “本物” のサラダが運ばれます。ハーブ野菜のセルバチコに、歯応えのいいラディッシュ、カラフルトマトのマリネが並び、バルサミコのドレッシングがかかります。ブッラータチーズもトロリとなめらかな逸品です。

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▲「ブッラータのサラダ仕立て」

テーブルは大海原に変わります。ここでプチシェフが作るのは、まさに現地調達の新鮮な海の幸を使ったブイヤベース。プチシェフが料理作りに奮闘する姿がなんとも可愛らしく、すっかり魅せられてしまいました。

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▲3Dアニメーションのブイヤベースがそろそろ出来上がりです

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▲海から何かが出てきました!

そして周囲が海に囲まれたお皿に、本物の「ブイヤベース~ロブスター 真鯛 ムール貝 浅利 真蛸 フェンネルのソテー ルイユを添えて」が運ばれます。スープは魚介の旨味たっぷりで、ロブスターは大きく身もプリプリ。タコもとっても柔らか。別添えの少し辛みのあるルイユソースも絶品で、途中でかけると味変も楽しめます。

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▲具がたっぷりの「ブイヤベース」

いよいよメインディッシュの肉料理です。メラメラと炎を上げるお皿には網が敷かれ、そこへプチシェフが肉や付け合わせの野菜を乗せて焼き上げます。肉を一生懸命裏返す奮闘ぶりも見どころです。

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▲お皿の上で肉に火入れ

厚さたっぷりの「和牛サーロインの炭火焼」にはローストした野菜が添えられ、トリュフマデラソースをかけた絶品です。プチシェフが焦がしてしまう場面もあるのですが、肉はとっても柔らかで甘みや旨味も広がる絶妙な火入れ具合でした。

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▲「和牛サーロインの炭火焼」

そして最後のデザートでもひと仕事。プチシェフが世界中を旅してスパイスを集め、素敵なデザートを作ります。様々なスパイスをアレンジしたチャイで作るクレームブリュレは香り豊か。パリッと焼き上げた表面は香ばしく、中はとってもなめらかで濃厚な味を満喫しました。

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▲「チャイの香るクレームブリュレ 」

食後のコーヒーや紅茶には、柔らかな生チョコを閉じ込めたプラリネが添えられます。お皿を持ち上げると、投影されたアラベスク模様が手に映り、エキゾチックな気分です。

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▲食後のコーヒーと共にプラリネチョコレートを楽しみました

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▲プチシェフからのメッセージが届いて、楽しい食事の時間が終わります

小さなシェフが大切なゲストに美味しい料理を作るため、大冒険をする「ル・プチシェフ」。小さな体を張って一生懸命料理を作る姿はユーモアたっぷり。【ハイアット リージェンシー 京都】で繰り広げられる新発想の美食体験を、ぜひ一度試してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ハイアット リージェンシー 京都 https://www.hyatt.com/hyatt-regency/ja-JP/kyoto-hyatt-regency-kyoto>

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