ルイ・トムリンソンとゼイン・マリク、ロードトリップのドキュメンタリー番組で約10年ぶりに共演

ワン・ダイレクションのルイ・トムリンソンとゼイン・マリクが、Netflixのドキュメンタリー番組でおよそ10年ぶりに共演する。『Variety』によると、3話仕立ての番組は2人が車でアメリカを横断する内容で、「再会、探検、そしてたくさんの笑い」とともに自然発生的な冒険を追うという。

また『The Sun』によれば、ワン・ダイレクション時代の思い出やリアムについても語られるようだ。撮影はすでに始まっており、最近もニューヨークのバーで、2人の姿を目撃されていた。契約金は数百万ポンドとみられ、バンドの活動休止からちょうど10年となる2026年に配信される予定。

ワン・ダイレクションはオーディション番組『Xファクター』への出演を経て、2010年7月23日に結成。 2011年9月にデビュー曲「What Makes You Beautiful」をリリースし、全英チャート初登場1位を記録した。グループは世界的な成功を収めたが、2016年にゼインが脱退し、その後に活動を休止。ルイとゼイン、ナイル・ホーラン、ハリー・スタイルズはそれぞれソロ活動を続けていたが、昨年リアムが亡くなると共同で追悼声明を発表。11月に行われたリアムの葬儀には、4人とも参列した。

ルイはアメリカ人スタイリストのブリアナ・ユングワースとの間に9歳の息子がおり、ゼインも元恋人でモデルのジジ・ハディッドとの間に娘カイがいる。2人ともアメリカで多くの時間を過ごしている。なおゼインは、リアムの急逝後に予定していた「Stairway to the Sky」ツアーの北米公演の延期を発表。延期を経て行われたロサンゼルス公演には、ルイがサポートのために駆けつけた。ゼインは「今夜はちょっと特別です。僕をサポートするため、古い友人が来てくれました。彼はスタジアムのどこかに座っています。場所は明かしたくありませんが、ルイが今夜、ここにいます」と明かし、ライブ終盤に「What I Am」と「Alienated」の2曲を彼に向けて披露した。

Text: Tae Terai

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