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「お茶くみ5年」「年間休日84日」25年前、就職氷河期に就職した女性の回想に「今なら完全にアウト」

  • 2025.10.11

キッチン雑貨店の元店長・オムニウッチーさん。職場でのあるあるや日常での出来事を漫画にし、Instagramで発信しています。

そんな彼女が春に目にしたのは、初々しい新社会人たちの姿。その光景をきっかけに、自身が社会人になったころを思い出したそうです。

今から25年前、就職氷河期の真っ只中で入社した会社の体験は、今の感覚では「コンプラ的に完全アウト」なことばかり。年間休日84日。フロア喫煙可、そしてセクハラまで…。オムニウッチーさんの当時の驚きのエピソードを振り返ります。

今では考えられない職場環境

春になると街で見かける新社会人たち。そんな姿を見て、オムニウッチーさんは25年前、自分が社会人になったころを思い出したそうです。

当時は氷河期真っ只中。なんとか入社したのは食品会社の卸会社。事務職として働き始めました。けれど、その環境は今では考えられないようなものだったそう。

年間休日はわずか84日。年末は休みなしで働き詰め、お正月もたった4日だけ。朝は新人がお茶くみ当番で、湯呑みやマグカップの持ち主を覚えるのも一苦労。しかも新人が入らず、なんと5年も続けることに…。

さらにフロアは喫煙可。男性社員のほとんどが喫煙者で、煙がモクモク。「向こう側が見えない」なんてこともあったそう。

人間関係もなかなかハード。親ほど年上の先輩には理不尽に怒られることも多く、そして何より問題だったのがセクハラ上司。「まぶたに色ついてるよ」とニヤニヤ声をかけられ、「…化粧です」と返すと、「パンツの色も同じ?」なんて、今なら完全にアウトな発言も。耳を触られることもあり、ゾッとしたそうです。

「25年前だし今では色々と改善されてるのかな」と振り返るオムニウッチーさん。当時の過酷な環境を笑って話す姿に、たくましさと優しさが感じられました。

最後には、新社会人へのメッセージも添えています。

「今の時代にも理不尽なことはあると思うけど、がんばれ社会人!でも、つらいことが続くなら、無理せず辞めるのもアリだよ〜」

社内では当たり前の雰囲気でした

‐‐‐現代では考えられないエピソードの数々に驚きました。こういった「コンプラ的にアウト」な出来事に対し、社内では「当たり前」という雰囲気だったのでしょうか。

当時はコンプライアンスという言葉すらない時代、社内では当たり前の雰囲気でしたね。

‐‐‐当たり前だったのですね。販売職に転職されたあと、前職と比べて「感動したこと」や「驚いたこと」はありましたか?

販売職に転職して感動したことは、何といっても休日が増えたことと有給が使えるようになったことでした。事務職時代は5年勤務しましたが有給は取ったことがありませんでした。

また当時の職場は年上の男性ばかりでした。年齢の近い同性の社員が同じ部署にはいなかったので、販売職に転職して年齢の近い同性の子達と働くことがこんなに楽しいのか!と感じました。

‐‐‐楽しい職場で良かったですね…!内定式のシーズンを迎え、新社会人へのエールをお願いできますでしょうか。

今は色々な働き方がある時代です。働く会社が合わないと感じたなら無理せず転職してさまざまな職場を経験するのが大事なことだと思います。

‐‐‐転職して本当に良かったですね。無理をせず、自分にあった職場を見つけることの大切さが伝わってきます。

時代は変わった、でも大切なのは自分を守ること

25年前の職場環境は、今では考えられないことばかり。それでもオムニウッチーさんは言います。

「今の時代も、あり得ないと思うようなことはたくさんあると思う」と。時代が変わっても、理不尽なことやつらいことはなくならないもの。

だからこそ大切なのは、無理をしないことです。

つらい日々が続くなら、立ち止まるのも転職するのも立派な選択です。今はいろんな働き方ができる時代です。自分にあった道を見つけていくことこそが、いちばん大切なのかもしれませんね。

取材協力:オムニウッチー(@omni_uttii821)さん


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