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前作と同じ主演なのに“異なる始まり方”をした秋の新作ドラマ! 最悪の出会いから幕を開ける“前途多難”なラブストーリー

  • 2025.10.15
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鈴木愛理 (C)SANKEI

10月8日から放送が始まった『推しが上司になりまして フルスロットル』。2023年に放送され、好評を集めた『推しが上司になりまして』とは別の世界線で、推しが上司になる状況が描かれている。主演は、前作から引き続き、鈴木愛理が務めている。

※以下本文には放送内容が含まれます。

鈴木愛理、クールさのあるヒロインへとキャラ変更

2023年に放送された『推しが上司になりまして』は、原作・東ゆき、漫画・森永いとによる同名作品を原作としたドラマ。今回は、推しが上司になるという大元の設定はそのままに、原作とは異なるオリジナルストーリーが描かれている。

前作のヒロイン・中条瞳(鈴木愛理)は、推しを糧に働く一般OLだった。バリバリ働くキャリアウーマンというよりはさりげなくサポートに回る能力が高い人物で、その細やかさが瞳の元推しであり、部長となる桐生斗真(片寄涼太)を手助けしていた。斗真は、そんな瞳の細やかな優しさに惹かれていき、後に結ばれる。

今回のドラマのヒロイン・南愛衣(同:鈴木愛理)は、アパレル商社TAKASHIROの社長・高代慶太郎(加藤茶)から絶大な信頼を置かれる社長秘書。どこかクールな印象があり、瞳よりも落ち着きがある人物だ。一方で、推しである氷室旬(八木勇征)を前にした時は、豊かな表情の変化を見せながら取り乱すなど、推しを追うオタクとしての性質は瞳と変わらない。愛衣は、瞳以上に普段の姿とオタク姿に差があることで、前作よりもギャップのある人物になっている。

そんな愛衣のキャラクター性に合わせるかのように、イラストやテロップを使った演出も前作に比べて控えめになっているのも違いの一つ。推しを前にした時のヒロインの言動の面白さ、挙動不審っぷりを楽しみながら、ヒロインと推しの関係の仲が深まる様子を楽しむドラマになりそうだ。

次は、推しが年下ツンデレ社長に!

前作のヒロインの推し・桐生斗真は、王子様のような王道といえる相手役だった。今回のヒロインの推し・氷室旬は、演じている八木勇征の印象を活かすかのように、ツンデレというキャラクター設定が与えられている。お相手が王子様らしいのか、ツンデレなのかで、恋の過程は大きく変化するだろう。また、今回は推しが部長という直属の上司ではなく、社長になるという設定。愛衣は社長秘書として昼夜を問わず、元推しと行動を共にすることになる。第1話から、真意が読みにくい旬に愛衣が翻弄されるような展開があり、愛衣の振り回され具合も見どころとなりそうだ。

さらに特徴的なのが、前作に比べて2人の出会いがいいものではなかったという点だ。前作では斗真の引退から部長就任まで2人の間に大きなトラブルはなかったが、今回は愛衣が旬を不審者と間違えて叩いてしまうという最悪の出会いから始まった。第1話の展開の傾向を踏まえると、2人の関係性が恋に発展するまで、前途多難な道のりが描かれるのではないかと予想できる。

ツンデレなのか天然なのかわからない言葉少なめな年下イケメンらしい芝居を見せる八木と、推しが上司になって取り乱すチャーミングでユーモアあふれる鈴木の芝居、2人の恋の行く末を見守るドラマになりそうだ。前作とは異なる胸キュンを楽しめることを期待したい。


ライター:古澤椋子
ドラマや映画コラム、インタビュー、イベントレポートなどを執筆するライター。ドラマ・映画・アニメ・漫画とともに育つ。
X(旧Twitter):@k_ar0202