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スタンプカードを作らなかった常連客 カレー屋店員がとった対応に「ありがとう」

  • 2025.10.1
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出典:中山少年 NAKAYAMASHONEN 中山陸(@nakayama_syonen)さん

日常の中にある“ほっこりした発見”をマンガに描き、SNSで発信している中山少年さん。1995年生まれ、東京都出身の彼が描く温かな日常のワンシーンは、多くの読者の心を癒やし続けています。

そんな中山少年さんが目にしたのは、馴染みのインドカレー屋さんでの心温まる出来事でした。

スタンプカードは作らないと決めていた中山少年さん。でもある日、店員さんが突然カードを差し出すと、なんとスタンプがいっぱいに!実は店員さんが密かに貯めてくれていたのです。その理由を聞くと意外な答えが返ってきました。

今回は、中山少年さんが特に印象に残ったエピソードを伺いました。

店主の粋なサプライズ

中山少年さんは、有効期限が半年でスタンプ10個必要なカードを見て「そんなに通わないだろうな」と作るのをやめました。ところが、店員さんの明るい人柄とおいしいカレーにすっかり魅力を感じて、気がつけば何度も足を運ぶように。

そんなある日のこと。いつものようにお店に入ると、店員さんが「これ、どうぞ!」とスタンプカードを差し出してくれたのです!受け取ってみて、びっくり。なんとスタンプがぎっしり貯まっているではありませんか!

実は店員さん、中山少年さんが来店するたびに「もったいないなぁ」と思って、こっそりスタンプを貯めていてくれたのです。この粋な計らいに感謝を伝えると、店員さんは「しっしっし」と嬉しそうに笑って、喜びを噛み締めたのでした。

それだけでは終わりません。無料で「カレー&ナンセット」をご馳走してくれて、さらにマンゴーラッシーまでサービス。「なんでそこまで?」と聞くと、中山少年さんがいつも「いただきます」「ごちそうさま」をちゃんと言ってくれるから、「なんか良いヤツそうだから」って答えてくれたそう。

そして、店員さんがその日特にご機嫌だった理由がもう一つ。奥さんが赤ちゃんを連れて現れたのです。瞳がキラキラと美しくて、笑い方が“お父さんそっくり”の赤ちゃんだったそうですよ。

笑い声が響く温かなお店の雰囲気

ーーーそのお店はどのような雰囲気なのでしょうか。

どこの街にでもあるような、店内もあまり広くないごく普通のインドカレー屋さんなのですが、常に店主の明るくて愉快な笑い声が聞こえて来るのが印象的です。その話し声があまりに楽しそうなので疲れた顔をして来店したお客さんたちも思わずクスッと微笑んで、笑顔になって帰っていく様子を見かけるんです。「ポジティブな気持ちでいることって素晴らしいなぁ」といつも気づかされます。

ーーー店員さんの人柄が素敵ですね。

お客さんが多く忙しいときでも、ふとしたときに小躍りをして愉快に働いている姿を見て「まるでインド映画みたいだなぁ」と思ったことが何度もあります。

つい大変な状況に陥るとピリピリしてしまうものですが…大変な状況なときこそピンチを楽しむ考え方が大切なんだろうなぁと店主さんを見ていて気づかされます。

ーーー「ポジティブでいることの素晴らしさ」を体現されている方なんですね。心あったまる話をありがとうございました!

小さな親切が紡ぐ、日常の幸せ

中山少年さんが体験したカレー屋さんでの出来事は、日常の小さな親切がどれほど人の心を温めるかを教えてくれます。「いただきます」「ごちそうさま」という当たり前の挨拶が、まさかの無料セットと赤ちゃん誕生の喜びのお裾分けに繋がるなんて。

店主さんの明るい笑い声に包まれたお店で、疲れたお客さんたちが笑顔になって帰っていく。そんな日常の風景が、私たちにも「ポジティブでいることの大切さ」を気づかせてくれますね。


取材協力:中山少年
1995年生まれ。東京都出身。日常のほっこりした発見を漫画にしてSNSに投稿しています。


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